かなり頻繁に通っていたあるMPでのこと。
ほんの気紛れに指名した娘がいた。
数ヶ月に渡り、不定期に何度か相手をした。

ある日、彼女から電話があって誘われた。
別に用事もなかったので食事につきあった。
以来、時々一緒に映画を観に行ったり、ボーリングに行ったりする仲となった。

すると段々、娘の態度が豹変してきた。
恋人になって欲しいという一言を待っているのだなと感じ始めた。
店も休みがちになる。

店ではご贔屓の金持ちタイ人の予約で埋っていた娘だった。

コンチアから電話が入る。「○○・・・彼女、今日どこにいる?」なんでおれに電話してくるかと思ったが、(カネをやって、もう囲ってるんだろう?)と言いたいのだなと分かった。
娘に「店に行きなさいよ」と遠まわしに諭しても一向に行く気配がない。
とうとうほとんど店に行かなくなった。

大抵の男は、ここらで愛人にするのだろうなと思ったが、こちらはすでに5〜6人ほど唾をつけて“収穫”を待っている状況だった。

気立てが良くて純情そうな娘だったが、タイミングが悪い。
が、娘のほうはますますのめり込んでいくようだった。

「おれは女房持ちだよ」とやんわり断っても、二号でも何でも構わないと甘えてくる。

本人が夢を見始めたら、こちらは制止できなくなるものだということを知ったのは、店に行って他の娘を指名したら、客がいるのも構わず取っ組み合いの喧嘩を始めたときだ。

他の娘も何事かと大騒ぎになり、客も大勢面白がって見ていた。
コンチアが制止に入る。

マネージャーが迷惑そうに、「○○・・・今日は帰ったほうがいい」と言うので素直に従った。

後で聞いたところによると、娘は店からかなりお灸をすえられたらしい。
嫌いな娘どころではなくて、むしろ、かなり気に入っていた娘だった。

どこまでも快楽に没入してとろけるような抱き心地、北部チェンマイ出身のきれいな肌(当時20歳)、無邪気で子供っぽい性格、よくよく考えれば惜しかったが、それ以来、意識して遠ざかった。

何も自分がのめり込みそうだからと自制したわけではない。
こういう娘は厄介になると本能的に感じたからである。

電話が入ってもとらない。
店にも行かない。

数ヶ月過ぎて店に顔を出したら、コンチアが、「あの娘、田舎に帰った・・・」と言う。
嘘つけ、他店に移っただけだろうと思ったが、黙って他の娘を物色していた。

その後、風の便りで、娘は再三再四言い寄られていたご贔屓の客の愛人になったと聞いた。
それも片っ端から堰を切ったように複数の男を手玉にとる凄腕を目指したらしいが、才能がなかったのか、次々と男に捨てられて、一年近く後になって元の店に戻ってきた。

復帰した後に一度だけ会いに行った。
かなり生活が乱れたことが顔に出ていた。

以前の無邪気さはなくなって、どこにでもいる、男に恨み辛みをもったような並の商売女になり下がっていた。
もう、こちらも魅力は感じなかった。

テーブルに呼んだが、チップを握らせて、他の娘を呼んでいた。
立ち去るときに、一言悪態をついたのが妙に後味が悪かった。

その後、偶然からその娘のことを知った。
何と、グラビアモデルとなって、男性雑誌のヌードモデルになっていた。

かなり他のサイトにパクられたとみえて、インターネットで彼女のヌードをあちこちで散見できる。
彼女、見違えたように“イイ女”になっていた。

こちらは驚きと苦笑いで何とも言ったらいいかわからない。

結婚したが旦那の浮気で離婚したタイの女優、芸能活動に復帰するや否や、なぜか結婚前よりもいい女に豹変してセクシーになり、あたかも、男に後悔の念を新たにさせようというような女がいるが、あれと同じだと思った。

悔しいが、私もかなり後悔したと告白しよう。

カネをかけたのだろう。
グラビアの中の彼女は、全く別人のように魅力的だった。

その後、娘は金持ち男の二号になって子供までできた。
家やクルマも買ってもらい、商売から完全に足を洗い、幸せにしているという。

めでたし、めでたし。(その幸福もいつまで続くか?・・・誰にも分からない)


MP嬢の裏事情、2009年2月24日

外道の細道、2009年1月30日


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