ご存知(?)かどうかわからないが、MP嬢の間で最も人気がないのはアラブ系やアフリカ系の男(MPによっては追加料金を払わせるか、高い値段を吹っかける)と韓国人である。

日本人は概して紳士的であって、アレも淡白で、金払いがよく、チップも気前がいい客が多い。

が、最も危ないのは“可哀相だなあ”という感覚であり、日本人の人気の秘密は、カモにできる最上の善人であるというにすぎない。(他国の男は商売女に決してそういう同情はしない)
この感覚がある紳士の日本人をタイの商売女が放っておくはずがなく、下手するとカモにされる。

明らかに商売女と分かる女と言い争いをし、「ちょっと待て!!」と血相を抱えている御仁の何と多いことか。

毎日どこかのコンドーで繰り広げられているお馴染みの光景である。

数万円、数十万円詐欺にあった、盗まれたという人も後を絶たないが、恐縮ながら、その程度の金額で済んだのなら良かったと慰めてあげたい。
コソ泥の類であり、可愛いくらいだ。

本当に貪欲な商売女なら、その程度の金額ならばいつでも自分で調達できる。

アメリカ系の某企業の現地法人社長の某氏、つきあっていたタイの商売女に、日本円にして約3,500万円詐欺で盗られたという外電のニュースにならなかった事件を知っているが、この女は勿論他に若い男がいて、現在も行方不明である。

日本のソープで遊んだと思えば、1万、2万バーツなどさして多大な損失ではない。
あちらが上手だった、高い(安い?)授業料だったと割り切るしか慰める方法はあるまい。

ウソの熟練においては、日本人はあまりにも善良すぎ、到底、タイ娘の敵ではない。
一般タイ人でもどこまでが冗談か分からないウソを言う習慣が日常化しており、商売女だけが特別なのではない。

タテマエと本音の世界は、何も日本人の専売特許ではないのである。

遊び慣れたタイ人の男はたとえ女がウソを言っていると分かっても追求はしない。
聞き流して、信じているフリをする。

そういうところで日本人がシリアスになり喧嘩になるところ、タイの男は手慣れているのか、騙されたフリをする。
狸なのである。

ただし、外国人と違うところは、その後である。

タイ人の場合、商売女に騙された男は“ある種の報復”をすることがある。商売女が浮気相手の若い男とベッドの中で仏姿で発見された事件があった。

犯人は見つからずじまい。
女のパトロンが警察の高官だったからできる、タイならではの報復である。

商売女が外国人を簡単に騙せるのは、どうせこの男は報復できるほどの権力者の知己がないと舐めてるからでもある。

タイの金持ち男、特にどこにでも顔が利く男の庇護にある商売女は、それはそれは巧妙に浮気をしている。
嘘がバレたらどうなるか本能的に知っているからだ。

命がけの浮気ということになるから、必然的に嘘が巧くなるのだ。善良な日本人が看破できるレベルの嘘つき女は、商売女としては三流、四流と思ったほうがいい。

愛人である娘の演技が巧ければ、それまでいい思いをさせてもらったからいいかと許す程度で終わりにしたほうが身のためだ。

本当に腹を立てると、タイ人は何をしでかすかわからない。
男でもいたら報復される覚悟が必要なこともある。

経済的援助をしてきたんだから感謝されてもこんなことされる謂れはない、というのはタイ娘には通用しない。(貢いだ金額と感謝の度合いはタイでは比例しない。それだけの金がある人間に、商売女は同情の一片たりともない)


MP嬢の裏事情、2009年2月24日

外道の細道、2009年1月30日


にほんブログ村 その他日記ブログ ダメ人間へにほんブログ村 大人の生活ブログ タイナイトライフ情報(ノンアダルト)へ