こういうことを承知の上で遊んでいると、タイ娘のやることなすこと見透かすことができて、裏を読んで行動できるようになる。
窮することも減る。

誤解は無知からも起こる。
腹立ちは無理解からも生まれる。

深く理解すればどんなトラブルもある程度は事前に回避できるようになる。
せっかくタイにいながら毎日日本食を食らい、日本の新聞を読んで、日本のテレビを観ている御仁よ・・・
タイ人の食ってる飯を食い、タイのヒット曲や演歌に耳を傾け、タイの連続テレビドラマを観て、タイの三面記事に目を通そう。

機会があったら有名リゾート地だけではなく、田舎に住んでいる普通のタイ人の家に居候してみよう。
タイ人の精神が理解できるようになったら遊びも変わってくるだろう。

豪勢なホテルに泊まって金持ち並の食事ををしている日本人が、たかだか1,000バーツでゴタゴタ腹を立てる姿に接したタイ人は全く理解できないのだ。

ケチを通り越して醜悪なのである。

20バーツ足らずのチップを得るのに、給仕がどのくらい困窮に耐えているか、外国人は知らない。
と同時に、絶句するほど巧妙な騙しで近づいてくるタイ人を、かくも簡単に気安く受け入れるのも外国人である。

騙す方が悪いのか、騙される方が無防備すぎて非常識で無知なのか、判断に迷うところだ。

玄人と素人の区別も難しい。
素人だからと安心している場合があるが、素人であっても、田舎の両親に子供を預け、地方(または国外)に旦那がいて、バンコクに別の男がいて、あんたは金の成る木だというケースはざらである。

年に数回タイに来るだけの外国人に、いったい、何がわかろう?

・・・パッポンやナナ、パタヤあたりでタイ娘と知り合って、事実を知らないまま何年にも渡って援助を続ける白人男(大半は中年以上の離婚経験者)の数多いこと・・・日本人も決して例外ではない。

日本人の男を騙し続けたある商売女の言葉。

「日本人の男って、みんな、“キー ソンサーン”よね・・・」(キー ソンサーン=同情心が不必要に強い意)が耳に残って離れない。

惚れた弱み、娘の言うことを鵜呑みにして同情したくなる、これがタイ女の最大の武器であり、直接何かを要求する代わりに、困窮した話を聞かせるだけで、男が勝手に自分から援助を申し出る筋書きなのだ。

「だったら、おれが出してあげよう・・・」という気になり、実際に金を出してやる男の何と多いことか・・・
(実際は、男がどうするか試しに口に出してみるだけなのだが)

女にしてみれば、「あたし、何も欲しいって言ってないのに、あんたが勝手に自分でくれたんでしょ?」と解釈するのをご存知か?

・・・娘は悪いことをしたと煩うことなしに、男が勝手に自分で深入りしていくのである。

あなたがいなかったら娘はどうなるか?
・・・どうにかするさ。
他のにするだけ。

なにも、男は“あなた”だけではない。


MP嬢の裏事情、2009年2月24日

外道の細道、2009年2月5日


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