筆者の知人(友人ではない)にMPの娘探しのプロがいる。
そのP氏、現在はある小さな店のマネージャーになっているが、以前は有名MPの依頼を受けて娘を発掘するスカウトマンとして有名だった。

美しいばかりでなくサービスも上々の娘を抱えて、店をたちまちのうちに人気店とし、MPのオーナーがこぞってこのP氏に娘の発掘を依頼していた。
かつては羽振りも良くかなりの権力も持っていて、この業界で彼を知らない奴はモグリだとさえ言われたくらいだった。

P氏の実兄はいかにも女にモテそうな面構えの芸能人で、P氏本人もかなりのイケメン。妻を5人持ち、愛人は数知れず、MP業界の名物男だった。

筆者がこのP氏と知り合ったのは、彼が「カトリーヌ」のマネージャーだった頃である。P氏が娘を発掘してラインアップを充実させた店は、「カトリーヌ」を筆頭に、「コロンゼ1」、「ロングビーチ」、「コパカバーナ」、「ヴィクトリア」、「ザ・ロード」などがある。

妻の一人が「カトリーヌ」のカフェーのナクローンで、その友人ナクローンが筆者と愛人関係にあったため、毎晩のように一緒に酒を飲んで飯を食ったものである。

業界のもう一人の名物男、「ユートピア」のマネージャーであるS氏と三人でカフェーに繰り出して遊んでいた時期が懐かしいが、MPのオーナーから借りた娘探しの金をポイペットに行って一晩で使い果たしたりしていたのが災いして信頼を失い、仕事の依頼がぱったりと止んで落ちぶれてしまった。

スカウトマンは地方に行って娘を買ってくるのが主な仕事だが、筆者はこのP氏から恩恵を受けることができた。正式なMP嬢になって店で働き始める前に、娘を味見させてくれたのだ。

そういう娘には当然ながら未成年者も含まれていたし、正真正銘のヴァージンもいた。筆者は、数年後に有名MPでサイライになっていく美しいMPの戦士たち(?)を、その遥か以前から賞味していたことになる。

P氏がスカウトした娘たちの中で、その後、筆者が愛人同然につきあうようになった娘も何人かいたし、店で働いてカネを稼ぐ前に筆者が独り占めして横取りしてしまった娘もいた。

つまり、娘泥棒である。それを知ったP氏には憎まれ口を叩かれたが、男の性(さが)がよく理解できる同性同士ゆえ、つきあいに決定的なヒビが入ることはなかった。

外道読者でよく、コンチアに知己を得たと投稿する御仁がいるが、その程度のつきあいならば、大勢の客の中の一人に過ぎない。

店で働いているコンチアは皆同じではない。
店の中でコンチアには格付けみたいなものがあって、知り合って得するようなコンチアは店の中で権力を握っている奴に限るのだ。

エージェントやマネージャーと知己を得たならば、さらに旨い汁を吸えるのは言うまでもない。

が、店に行くたびにちょっと会話を交わして顔見知りになり、携帯の番号をもらって連絡がつく程度で満足しておいたほうがよい。

コンチアがどれほどロクでもない人間か、フツーの客は知らなくてもよい。また、それほどのつきあいをすべきでない。

P氏が現在働いている店は残念ながらまだ訪れていないが、元気にしているでしょうかね?


帰ってきたMP嬢の裏事情、2012年1月15日

外道の細道、2011年12月22日


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