バンコク市内には多くのMPがあるが、日本人御用達と言って差し支えない店も何軒かある。
その中で最も有名なのは、「ナタリー」だろうか。

『外道』の投稿者がほとんど口を揃えて言う“日本人好みの娘が多い”ということもあってか、日本人旅行者が滞在中、必ず一度は立ち寄るMPにさえなっている。

終日旅行者で溢れていても、在籍している娘の数が多いためか、いつ行ってもまだまだ娘がたくさんいるところも旅行者にはポイントが高い理由である。
この店に在籍する娘は非タイ人も多いものの、立地の良さと交通の便利さが相まって、ラチャダー界隈のMPでは日本人にとってNo.1の人気店である。(不思議なことに、他店で「元ナタリー嬢」という娘と知り合ったことがないし、あまり耳にもしない。他店に流出しないのにはワケがあるが)

が、個人的に言えば筆者は完全にアンチ・ナタリーファンだと白状する。

本日1ロープも仕事がなかったという娘が多数いても他店に流れもせず、経営が成り立っている店など他にない。
他店ではなかなかそうはいかない。

では、なぜこういう経営ができるのかと言えば、タイ人でない娘は、1ロープ仕事した報酬が極端に低いことと関係がある。
非タイ人娘はエージェントが安くコキ使えるからで、彼女たちはほとんど人身売買の餌食になって働いているに等しい。

また、タイ人のおババの娘は仕事量が少なくても、旅行者が多く訪れるMPではチップが多く貰えるからである。

ナタリーの娘は、客が旅行者だと知るとチップを多く貰えるとフンで自ら乞うてくる娘とそうでない娘にはっきり分かれる。

『外道』の投稿にもよくあるが、『B200のチップでも丁寧にワイして受け取ってくれた』と日本人が喜ぶのは娘が非タイ人であることに関係する。

ミャンマーやラオス国境付近のタイの田舎で、娘がタイに非合法で入国して売春している例がある。
かの地で遊べば、通常はB300である。チップはB50もやれば大喜びする。

こういう娘がバンコクの「ナタリー」で働くとB2000近い値段がつき、客はB200~B500のチップをやる。

外国人の娘はどんな値段の娘であっても1ロープB300以上はもらっていない。
残りは全部店の取り分かエージェントが搾取する。

色白なので区別がつかないことをよいことに、客に訊かれても“チェンマイ出身”とでも答えるように教育されているだけだ。

タイ語は話すのは達者だが読み書きができない。(中にはタイ人並に読み書きできる娘もいるにはいるが)18歳未満の未成年が在籍しているのも確かで、タイで合法とされている年齢(18歳)まで店は待っていない。

娘が15、16歳のうちから地方に行って買ってくるのだ。

「ナタリー」は日本人から絶大な人気があり、日本人が主な客層なので日本語が達者なコンチアもいるし、日本人御用達の名に恥じないラインアップを揃え、あまりボリもせず、堅実な経営をしている店に思えるが、内実は、値段自体がもうすでにボリボリの店なのである。

日本人はチップを派手にやらないことを見越して、B200のチップでも喜んでくれるような娘(つまり、本当はB50でも大喜びする非タイ人)を揃えているだけなのである。

ここは数あるMPの中でも治外法権的地位(準日本人専用)にあるから、警察の取り締まりも甘い。
何かと法令が厳しいタイでも、外国人が遊ぶところだけは警察も妙に文句をつけないのが当たり前のパッポンと同じで、「ナタリー」も何とか警察の目から逃れている。(外国人娘で溢れている「カトリーヌ」が、派手な警察の手入れによって何度も閉店の憂き身に遭っているのとは対照的である)

こういう外国人専用MPにタイ人客が足を運ぶことは滅多にないが、それは、タイ人客はミャンマーやラオス娘にB2000払いたくないからで、本当の相場を知っているからであり、どんな美人の娘であっても、タイ人の金持ち客がそういう娘を愛人にしたいと通うこともないからである。

従って、「ナタリー」を訪れてB2000払えるのは無知な外国人しかいないということになる。

「ナタリー」から娘が流出しないのは、店ご指定のエージェントが徹底的に管理しているためで、他店ではこういう娘は働かせられないからである。

日本から遊びに来る旅行者には恐縮だが、タイ人客で近隣のアジア諸国(タイ人がバカにして格下だと思っている国)の娘と遊ぶ男は金がないか田舎者で、遊び慣れたタイ人客はB2000も払ってそういう娘を抱きたいとは決して思わない。

「ナタリー」ではそういう娘を日本人にB2000で提供しているわけである。

日本人御用達の店にはそれなりに裏があるというお話だが、『それでも、ナタリーに行きたいですか?』と諸氏に問うてみよう。

それでも行くというナタリーファンが多いだろうが、市内中にタケノコのごとくたくさんある「フジレストラン」でしか日本食を食ったことがないタイ人と同じようなものだ。
タイ人御用達と言ってもよいあの店の日本料理を旨いと思える日本人は少ないはずである。

こう書くと外道諸氏の賛同は決して得られないだろうと承知しているからこの辺でやめておこう。
あとは各人ご勝手に。



ラチャダー界隈の外国人専用MPに在籍する年季が入ったおババMP嬢たちは、たとえペッブリーに求職しても報酬がしれていることをよ~く知っている。

多くの旅行者が訪れるラチャダーのMPだからこそB2000弱の値札がつくので、本来はB1000でも売れない。

また、旅行者の多い店にいる娘は、普通のタイ人客がいかにケチか知っているから、少しでもチップを多く貰えるラチャダー界隈の店で働きたがる。
要するに、「ナタリー」はカモの対象を日本人に特化した店であるということである。

パラム9にある「カトリーヌ」も同じように非タイ人で溢れている。
未成年も多く在籍している。

この店は他のエージェントが入り込む隙が全くない。
娘は皆、カトリーヌの所属であるためである。

エージェントは自分の抱えている娘が働いている店では普通遊ばないから、「カトリーヌ」はMPのコンチアやエージェントなどの“MP業界で働く男たちの御用達No.1の店”になっている。

他店のコンチアが自腹を切って遊ぶ店は大抵ここである。

業界人が「ナタリー」で遊ばないのは、自分の店の客と会いたくないからである。

新 MP嬢の裏事情、2010年2月20日

外道の細道、2010年2月11日


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