だんだんと目にする機会が少なくなっていて消えゆく業種の一つだが、これくらい専門性のない、いやそんなモノ不要な職業もない。

考えてみれば、たばこ屋のおばちゃんも自販機代わりの置物人形みたいな仕事だった。
タバコのバラ売り屋さんに話を戻す。

一本60円くらいかな。
販売価格は。

一箱20本売って200円の利益。
ヤクザの皆さん、貧乏人を助けると思ってミカジメは月3000円とかにしてください。

駅前のバス乗り場や地下鉄の出口付近で机一個で始められる。
向上心のないすばらしい職業だ。

ガムや飴も一緒に売ろう。
タバコ1000円も悪いことばかりではない。

こういうショボイ商売が増えるし、バラ買いの面倒さも手伝って喫煙量は確実に減るだろう。
健康によい。

オレは密かに予想しているのだが、タバコはほとんど麻薬扱いになるので『ヤミ』が出来ることだ。
JT職員横流しのヤミタバコだ。

それと偽タバコというか自家製タバコ。
自宅の一坪家庭菜園で作り始めたタバコ栽培が自家消費分を上回って近所や知人にお裾分け、 それがエスカレートしてヤミタバコ製造へとつながる。

オレはインドやタイの田舎で自作タバコを何度も吸わせて貰ったことがある。
自作大麻もいっぱい吸った。

それは慣れの問題もあるがそんなに悪いモノではなかった。
市販のモノほど軽くない、辛いタバコではある。

フィルターの問題でもあるだろう。

もう一つ思いついた。

パイプの復活だ。
シケモクと言う無駄を無くすための最善策だ。

なんにせよ取りやすい所から安易に重税を取ると地下に潜ったり、自己防衛に走ったりして、結局元の木阿弥になる。
それはいつの世でも変わらないと思う。

薄ぼんやりした輪郭のはっきりしない考えだが、中毒性のあるモノを国が専売、または 許認可事業にして重税を課すのは犯罪ではないだろうか?少なくとも犯罪的・・・では無いかと感じ始めた。

阿片専売時代の東インド会社みたいに。

煩悩の夕暮れ、2009年12月11日号

外道の細道、2009年12月12日


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