特になにもねえな なにもないので

タンタンタヌキのタッキーは 金もないので無人君
詠み人 歌人 洗濯屋マーチャン
死んでないだろうなタッキー。

ヘタレて日本に帰ってしまったタッキーについて、日曜にヒロポン軍曹と話した。
オレたちは定例サウナオヤジ会議に出席していた。
片金出しながら会談。

『タクマ容疑者どうしたんすか?』

『なんか心を病んで日本に逃げ帰った』

『癌じゃないんすか』

『癌は切った。借金して』

『普通持って3ヶ月ですよ』

『お前はどうあってもタッキー殺したいんだな』

『前の社長も3ヶ月で死んだッスから』

タッキーは癌では死ななかったが、なんだか精神的に追い込まれて日本に帰ってしまったのだ。

ウーンやっぱりコラートまで逃げてもまだ逃げたり無かったようで、 結局名古屋に逃げた。
名古屋と聞いててっきり期間工だと思っていたのだが道路工事の日雇いだそうだ。

不惑過ぎにはキビシイ道を選んだな。
それだけ根性あるならアユタヤにでも逃げればよかったのに。

タイに家族と借金を残して帰国したので、再起の初めから多重債務の重荷を背負っている。
不幸変態タッキーの本領発揮。

『一文無しで帰国したのに、なんでもシラチャの変態駐在の話じゃ、方々に借金しまくってる上、死にかけの義理のオヤジの入院費だろ』

『仕方ないでしょう生き死にかかってますから』

『それに無理して買った日産ロータスピックアップスペシャルのローンだろ』

『身分不相応な買い物したツケですよ』

『イカレ女房とタッキーに全然似ていないガキへの養育費だろ』

『まだ切れてなかったんですか・・・不徳の極みですわー』

『日本ではとんでもない田舎に引きこもっていて、歩いたらコンビニまで片道1時間45分らしいからショボイ原付買った。そのローンもある』

『よくローン組めましたね』

『その上、よせばいいのに、女房子供を日本に呼ぶとか寝言を言ってやがって、年末にはタイに迎えに来るらしい。最早金貸すヤツいるわけないから、最近では親身になって相談に乗ってくれるのは無人君だけだそうだ』

『イヤー帰ってきても自分の電話番号教えないでくださいね。関わり合いになりとうない』

『オレの携帯自動でお前に転送する。あいつは連絡だけじゃなくて、不幸の種も一緒に運んでくる』

自分はついていない・・・と泣き言を言うのはやめましょう。
この世にはタッキーという最強のついていない人もいるのです。

しかしまあ・・・あれはわざとか?
あの不幸ぶりは尋常じゃない。

がんばれタッキー!でも連絡くれるな。

煩悩の夕暮れ、2010年10月19日号



にほんブログ村 その他日記ブログ ダメ人間へ