日本かわらねえな・・・と思う瞬間。
いろいろある。多くは人の行動・感情などだ。

教室の内輪受けを公共の電波に乗せたようなバラエティーとか見てると本当に全然変わらない。
これは伝統芸能か、一歩その外に出ると何がおかしいのかサッパリわからない内容だ。
子供だましであり、その一方オレたちはこの程度で良いのと言った卑下も感じられる。

こんな事を本当に一生続ける気か?
まあいい、俺は嫌いだ。

今日かわんねえな・・・と思ったのはもっと深刻な事態だった。
オレにとっては実はどうでもいいことだが物価が変わらない。オレの高校時代とほとんど誤差の範囲で一定だ。
つまりは収入も変わらないのだろう。

オレは住んでいないし実感できないが、ホカ弁のメニューを見た。知らない間にホットモットとかわけわかんない名前に変わっていた。
もっと簡単に連想できる名前がいい。

イヤなことに最初に見てしまったのはノリ弁だった。
ホカ弁最強かつ最低メニューだ。決して無くならない。

値段は・・・290円。
えーーーー記憶違いでなければ高校の前のホカ弁では280円だった。

前世紀の話ですよ!

80年代ですよ!

まだJRでなく国鉄だった頃ですよ。NTTじゃなくて電電公社だった時代の話ですよ。携帯どころかやっとポケベルが出始めた頃ですよ。

マジですか、この普遍の定価、なにか真理を発見したような気持ちになったが、こんなモノが真理のはずがない。単なる停滞の証だ。

まったく違う環境とはいえ、オレのこの20年間は物価は概ね3倍になり、ガソリンに至っては8倍になった。
ごく普通の日本で暮らす日本人とはまったく違う20年だ。

ホカ弁のメニュー表を見ながら、オレは不可解な外国のことのように感じた。

ちなみにオレの年齢は約倍になった。これは日本もタイも変わらないのだろうな。

ワーッハッハッハ、みんな歳食ったナー。中身の安さはかわんないけど。

ホカ弁のオバサン死んじゃったかな?


煩悩の夕暮れ、2010年11月1日号



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