プロンポンのパラダイスマッサージで、スッキリしたあと、腹が減ったので、以前から、キンカーオ ドゥアイと煩かったソイカの女に電話して、エカマイで待ち合わせすることになった。
めし屋は、彼女に任せてタクシーで、5分ほど。
なんか、豪華な店の前にタクシーを止めよった。
駐車係から、正面玄関入口にインカムを付けた案内人もいる。

「鴨が来たと、店内に連絡しているのか??」

とっさにコイツ俺からたかるつもりだな?と一瞬で思ったが、もう引き返せるムードではない。
仕方なく席に着くことになった。

すると、ウエイトレスが、メニューの説明をしだした。
とりあえずビヤシン頼んだら、「飲み放題のほうが得ですよ」。

はっ?ビヤシン1杯120B、飲み放題390B。
3杯飲んだら元が取れる。
そりゃー飲み放題のほうが得だな。
なんか拍子抜けした(笑)

適当に、オススメメニューを頼んだ。
チジミ、韓国の料理じゃなくてなんかピザみたいな、クレープみたいなものがすぐに来た。
アローイ!タイに滞在3週間目、もう激辛料理に胃が悲鳴をあげてたので、このバナナクレープのような優しい味わいに感動した!

ビールも勧む、もう5〜6杯飲んでる。
パタヤのハッピーアワーで飲む59バーツの不味いハイネケンドラフトとは、全く違い日本で注文する「とりあえず生!」と同じくキンキンに冷えている。

そんな時、見た目マレーシア人のオーナーらしき人が、挨拶に来た。

 「いかがでしょうか、楽しんでいただいてますか」と・・・。

あーそうか。
やっと気づいた。

ソイカの女、俺に気を使って日本人オーナーの店に連れてきたんだな。
それで、ウエイトレスも、インカム付けて客の動作一つ一つチェックして、ビールが少なくなると次のビールを持ってくる、日本人経営だからこそできるきめ細かい教育の行き届いたサービスが出来ているんだな。

そんな感じで、この豪華な店で、優雅なひとときを過ごしていると、タイ舞踊のショーが始まった。
スワイなおねーさんの、本場のタイ舞踊に癒される。

ゴーゴーで、ノーパンでケツ振っているショーしか見てないので、やけに新鮮だ(笑)。

本当に気分が良かったので、社長を呼んで、一杯ご馳走した。
タイでの経営の難しさや、苦労話も気さくに話してくれて、本当にナイスガイな社長で、ぜひ頑張ってもらいたい応援したくなる店でした。

タイ舞踊が見れて、旨いメシによく冷えたビール。
コストパフォーマンスは最高!

いずれ、こんな私でもタイで店を持ちたいと思っていたので、すごく参考になる話を聞かせてもらった。
トンローで、蕎麦屋でもやろうかと今、真剣に検討中。

GOURMET DE GEDOU、2011年5月26日