やはり、タイ語ができるに越したことはない。
タイ語がよく分からない御仁は、娘と一緒にいる時に携帯が鳴り、それが娘の恋人からの電話であっても分からない。

自分自身がタイ語に流暢でも知らないフリをする手もあるが、読み書きができても上記のような理由でウソが看破できないことも多々ある。
娘が英語のSMSを書いて携帯に送ってくる場合があるが、大抵の場合、多少、教育がある若い恋人に書いてもらっている場合も多いのだ。

「知り合いの外人の夫がいる友だちに書いてもらった」

「大学生の女友だちに内容を送って書いてもらった」などとウソをつく。

いい加減なスペルとパンクチュエーションで書いてくる“彼女が知らないはずの英語”を書いてくる娘には、こういう裏があるのだ。

また、高級有名ブランドを知っていても、タイのデパートで売っているブランドや地元のローカルブランドなどを知らない御仁は、その娘が身に着けている品々のお値段がいくらくらいか皆目無知であるが、私服を着ている娘を見て、その娘の経済状態やどういう男とつきあっているかまでお見通しのレベルにならないと、娘に裏をかかれることは必至である。

日本人の男(特に中年以上)は、女房が買ってくる服がいくらかも知らない御仁が多いが、タイの遊び慣れた男はそういうところまでよく知っている。

マーブンコーンあたりの金行で娘に金(きん)を買ってやっている男をよく見かけるが、客に買ってもらったものなど、特に金(きん)などはすぐに換金できるので、自分の男に何かを買ってやる資金に当てていることなど知らない。

下手すると、娘の男が欲しいというものを買ってやってる場合もあるのだ。(女物の服やアクセサリーの類はいいとして、携帯など、あぶない、あぶない。だいたい、2万バーツ以上する高級携帯を商売女の誰が自分の金を出して買うものか。日本と違って、携帯はすぐに中古屋に売ることができる。換金の手段にもなることを知っておこう。また、今持っている携帯を自分の男にやるために、自分用に新しいのを客に買わせる場合もある)

夜の商売に従事する人間だけでなくタイ人全般に言えることであるが、たとえ金持ちでも、自前で払うことができても、タイ人というのは他人様の金で飯を食い、酒を食らい、遊ぶことに全くためらいがないのが普通である。
その図々しさには多々辟易するものがある。

タイ人というのは外国人からのタンブン(お布施とでも訳すか?)とでも思っているのか、他人に金を使わせることに遠慮はない。
金を貰う羞恥も断るプライドもない。

タイ人と金銭のトラブルが発生するのもムリのないことである。
金に対する考え方が、まるっきり違うからだ。

MP嬢の裏事情、2009年2月24日

外道の細道、2009年1月30日


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