10月のある日、オレは友人のD氏と共に風呂屋に行くことになった。
彼と二人で何処に行こうか?と話し合ったが、二人とも優柔不断で、なかなか決断が出来ないまま夜になってしまった。
取り敢えず、飯でも食いながら考えようということになり、オレ達はスクンビットにある日本食居酒屋"まぐろ屋"に行った。
「風呂屋に行く前に、こんな名前の飯屋で夕飯を食うのは縁起が悪いのではないか?」とか、「いや、マグロを食ってから行くのだから、風呂屋の女はマグロではない」とか、下らないことを言いながら、オレ達は鰻丼を食い精力をつけた。
腹もいっぱいになったので、オレ達はd氏の行きつけの風呂屋"シーザ["へ向かった。
"シーザー"はラチャダーピセーク通りの、元日航ホテルそばにある大きな風呂屋だった。
これは期待できるかな?と思いつつ入ったが、土曜の夜八時という時間のせいか、広い雛壇の中に4人の女の子が暇そうに座って居るのみ…これはいくら何でも酷い、所在なげに雛壇の前でウロウロしている客の方が多いくらいだ。
オレ達は他の風呂屋をあたることにした。
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彼と二人で何処に行こうか?と話し合ったが、二人とも優柔不断で、なかなか決断が出来ないまま夜になってしまった。
取り敢えず、飯でも食いながら考えようということになり、オレ達はスクンビットにある日本食居酒屋"まぐろ屋"に行った。
「風呂屋に行く前に、こんな名前の飯屋で夕飯を食うのは縁起が悪いのではないか?」とか、「いや、マグロを食ってから行くのだから、風呂屋の女はマグロではない」とか、下らないことを言いながら、オレ達は鰻丼を食い精力をつけた。
腹もいっぱいになったので、オレ達はd氏の行きつけの風呂屋"シーザ["へ向かった。
"シーザー"はラチャダーピセーク通りの、元日航ホテルそばにある大きな風呂屋だった。
これは期待できるかな?と思いつつ入ったが、土曜の夜八時という時間のせいか、広い雛壇の中に4人の女の子が暇そうに座って居るのみ…これはいくら何でも酷い、所在なげに雛壇の前でウロウロしている客の方が多いくらいだ。
オレ達は他の風呂屋をあたることにした。
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