【外道の細道】『煩悩の夕暮れ』リターンズ


本ブログは、2012年3月15日にお亡くなりになった「外道の細道」管理人、故外道紘さんの
まとめブログです。本ブログは、『The Internet Archive』からデーターを復旧しております。
本ブログは、オリジナルの「外道の細道」及び、その関連サイトとは何ら関係がございません。
本ブログ以外の「外道の細道」に関係する事象には、一切お応えすることができませんので、
ご了承ください。(2016年6月15日 外道 邦)

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2018年03月

【2018年3月15日】熱心にコメントをくださった、おじいさん、そして、読者の皆様へ

おじいさん、おはようございます。
長い間、コメントに返信できなくてごめんなさい。

実は、1月の中旬に、年中クソ暑いはずのタイに襲来した、寒波の影響からか、持病の神経痛がどうにもならないほど悪化し、両手がほとんど動かせなくなってしまいました。

この記事は、ブログの最終更新のつもりなので、なんとか、歯を食いしばって、記事を書いております。続きを読む>>
外道風呂

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【サムのタイ日記】10月9日 ドンムアン空港に着いたのは、タイ時間の2:45・・・(3)

とりあえず着替えて、荷物を解くと時計は17:00、まずは、軽く飯だねw

しかし、このホテルはかなり失敗でした。
サイアムの近くなんだけど、伊勢丹もMBKもぜんぜん遠いでやんの。

まずは探検したいところだが、自分の泊まってるホテルのレストランを除いておかないとネ。

ホテルの脇のエスカレータで、3Fにあるタイスキレストランへ行って見る。

まだ、時間的にも早いので、軽く食べようという事で豚バラ掛けご飯を注文した。

90Bだったのだが、日本の感覚だとかなりお徳に感じる(でもタイだと高いね)。

量はすこし少なめだったが、熱々で美味しかった。

部屋で一休みした後、早速出撃!だね。

ネットで前もって色々調べていたので、行きたいところはもう決まっていた。

ホテルの玄関でタクシーを捕まえて、ナナプラザへGO!

15分ほど走ったところで、ここだと運チャンに言われて路地を入ってみると、そこがナナプラザだった。
コの字の型の建物に、真中がバーカウンターのようになっていて、建物の中にゴーゴーバーがあるみたいだ。

ネットで下調べをしていったのでとりあえず、おすすめになっていたレインボウへ突入。

あれ?全然女の子いないじゃん・・・・・マジっすか?

スタッフが近寄ってきて、「時間が早すぎるから、21:00頃おいで」って言われてしまった。

確かに、まだ19:00だもんね・・・・しょうがないか。


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【サムのタイ日記】10月9日 ドンムアン空港に着いたのは、タイ時間の2:45・・・(2)

何てことを考えてるうちに、全員そろってバスへ

バスの中では、どうやらこれからこのままバンコク市内の観光と、夜ご飯の事を説明してました。
しかし、早速俺は「パスしてもいいんですか?」って聞いちゃいました。

添乗員の話では構わないとのことでしたが、周りのオジさん達は、不思議がってました。
なんでこんなオヤジ軍団と、行動をともにせなならんねん・・・・

という事で、とりあえず、俺のホテルに送ってくれるとのこと、そんでチェックインしたらバイバイで自由行動です。

バスの中では、一人出来てるのは俺一人だったので、オジさん達から、物珍しげに色々聞いてきます。
「英語は出来るのか」とか、「バンコクは何回目だ?」とかうるさい!

っての、このようなオジさん達と団体行動なんてまっぴらごめんです。

しかも、言うに事欠いて、一人のオヤジが

「一人で行ったらぼられるよ、こっちに来れば良いとこにも連れて行ってくれるからさ」

「そうそう、今、値段とかも交渉してるし、君も女の子とかいるところに行くんでしょ、こっちに来なよ」

とかぬかす始末・・・・この人達、きっとおのぼりさんの旗を立ててソープとかにいくのかしら

マジですか?

イヤすぎる!

誰が一緒に行くかヴォケが!

あんた達の同類と見られたらかなわんわい!
だから、俺は一人で行動するんじゃ!

結局、俺はやはり一人で行動する事にして、チェクインが済んだら、添乗員さんに明日のアユタヤ遺跡観光を申し込んで、添乗員さんと分かれました(ちなみにオジさん達は、だれも申し込んでなかった・・・・)

ホテルは、サイアムのソルツインタワーだった。
ロビーは結構広くて立派だった。

部屋もかなり広くて、バストイレを除いても、16畳くらいはありそうだ。
ベッドはキングサイズのダブルで、3人くらい寝れそうだ。


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【サムのタイ日記】10月9日 ドンムアン空港に着いたのは、タイ時間の2:45・・・(1)

成田を22:00ちょうどの飛行機に乗り、タイのドンムアン空港に着いたのは、タイ時間の2:45・・・
風の影響で少し遅れたのだが、6時間45分のフライトだった。

入国手続きや両替で少し手間取ったが、なんとか無事にバンコクに着きました。

この時の両替レートが、10000円で3650Bだった、とりあえず20000円ほど両替して、空港のロビーに出た。

今回はパッケージツアーで来たので、お迎えが来てるはずなのだが・・・・
すぐに見つかって、その人達と合流するも、まだ出てきていない人がいるらしく、しばしの待ち時間。

今回の旅行は、5年勤めていた会社を辞めてしまって、次の会社に入社するまでのお休み期間を利用してきています(次の会社の出社日まで2週間取りました)。

なんせ、辞める時の選別に旅行券を希望したので、85000程選別で貰っちゃった。

出発1週間前に近ツリで予約して、延泊・一人部屋料金を加算して、占めて92000円なり。

この時の会社は結構無茶苦茶で、辞める時も結構揉めたりしたけど、そのストレス発散もかねてのタイ旅行です。

お金も15万ほど用意して来たし(なんせ旅費がほとんど浮いたので)、気分は既にスーパーサイヤ人です。やーーーーーーってやるぜ!


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サムのタイ日記、外道紘さん はじめに

仕事を辞め、しがらみを捨てて、はじめてタイに来たサムさん。
彼を待ち受けるのはどんな出来事なのでしょうか?

感動と官能がないまぜになった旅日記!

まだ、タイに来たことのない人も、この日記を読んで、邪な期待をめぐらせよう!!

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【外道日記、ROAD TO GEDOH キックを蹴り下ろせ】外道紘さん

オレがロード(旅)に出ることにしたのは、知人のハングルM家の家庭崩壊がきっかけだった。

ハングルMは、タイに填った若い日本人にありがちなパターンで、タイ女性を女房にしていた。

離婚・蒸発・慰謝料・養育費・裁判・弁護士等々・・・悲惨なニュースしか耳にしない、日本人男性とタイ女性の結婚が多いなか、ハングルM家は”愛しているなら拳で示して”を標語にしているとしか思えない、セックスとバイオレンスに満ちた家庭ながら、何とか存続していた。

二十代前半に、頭が空のままのぼせ上がって結婚してしまった二人は、その夫婦喧嘩からして微笑ましく、ハングルMは真夜中過ぎに電話をしてきては、「ヒロさん聞いてくださいよー!ウチの嫁がフェラチオしてくれないんですよー」電話の後ろでは、奥さんの罵声と嗚咽が聞こえる。

・・・こいつは、一体何を訴えたいのだ?

オレは眠気と馬鹿馬鹿しさに耐えながら、「ウンウン、それは君がクン二をしてあげないからいけないのだ。もう一度最初からやり直しなさい」などと、いい加減な答えを与えて電話を切るのが常だった。

三十過ぎても独り者のオレは、正直この馬鹿夫婦が羨ましかった。

若いけど曲がりなりにも家庭を持ち、二人で人生を築いていこうとして一生懸命だし、彼等の一人息子はまだ2歳にもならないカワイイ盛りだ。

家庭を持ったことのないオレにとって、このハングルM家は、心に安らぎを与えてくれる癒しの場だった。

何時までも、このまま続いて欲しかったのだ・・・。
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【外道日記、さようならバンコク、さようならビタミン剤】外道紘さん

5月のある日、オレはついに日本に帰国することに決めた。

理由はっきりとしていた。
情けないことにオレは30過ぎにして、ビタミン剤にはまってしまい、単なるポン中になってしまったのだ。

昨年暮れのノックとのビタミン剤ファック以来、オレとノックはすっかりその虜になってしまっていた・・・。

この様な行為が良い結果を生むわけはなく、オレは仕事をサボりがちになり、友人は離れていき、社長Mにいたっては、「ケッ!ポン打ちなんぞになりやがって、とっととくたばれ」と罵ってオレを避ける・・・。

ノックは、パトロンに対してのファック拒否という、致命的なミスを犯してハゲに逃げられ、再びタニヤへと舞い戻っていった。

だが、二人とも悪運は強いようで、オレは仕事を首にならず、何時もなにか上の空で疲れたような表情を見せるオレに、上司や同僚は心配してくれ、「どうした?少し日本で休んできたらどうだ?ちょうど研修があるから2~3ヶ月だけど行ってみるか?」と、言ってくれるのだった。

ノックもすぐに新しいハゲを生け捕りにし、また店に出ずに済む身分となった。

新たにつかまえたハゲは某邦銀勤務。

日本国内をその賛否を巡って沸かせた、金融機関への公的資金導入は、巡り巡ってバンコクに暮らすイカレ達をも救済していた。
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【外道日記、白昼の死角】外道紘さん

オレはオンヌットに来ていた。

BTS終点のオンヌットは、スクンビットの馬鹿高い駐在員アパートから離れ、比較的安めのアパートやボロイ民家の並ぶ地域だ。

とは言っても、市中心部からは近いし、BTSに乗れば市内の移動が非常に簡単なので、ナナプラザ、カーボーイを初めとして、多くの水商売女性、及び貧乏人達が住み着いている。

バンコクも他の大都市の例に漏れず、生活環境の劣悪な市内にはあまり金持ちは住まず、中流以上の人達は郊外に一戸建てを求め、そこから市内へ通勤する人が多い。

頑なに市内に住んでいるのは、一部の大金持ちか、土地勘のない外国人、他は行き場のない貧乏人達だ。

オンヌットは貧乏人比率の非常に高い、言ってみれば、一昔前はスラムと呼ばれても仕方ないような場所だった。
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【外道日記、サセ馬鹿ソウルトレイン】外道紘さん

AM1:00、今夜もスパッソは盛況だった。

このクラブは、バンコクでは珍しく外人バンドを入れていて、市内のスノッブ達が好んで集まる。
とは言っても、RCAやソイ5にいるような若い外人ヤッピー達ではなく、結構年輩で金もそこそこ有り、その気になればいつでも高級クラブに出入り出来るのだが、今更風俗店はちょっと・・・という、30代後半から、50代までの、仕事も私生活も油の乗りきった男達だ。

つまり、かのソウルトレインの世代なのだ。

そのせいか、バンドがやる曲も、黒人ナツメロ路線で、二十代前半をロンドンの黒人街で過ごし、”男版山田詠美”みたいな生活をしたいた事のあるオレは、個人的にこの手の曲が大好きで、初めて訪れた夜に黒人バンドが、”GIVE THE POWER WHAT THE WANT(邦題:ソウルパワーのテーマ)”を演り、DJが回した曲が、”LADY MARMALADE”だった時、”今だにこんな曲を回すクラブが地球上にあったのか!”と、すっかり痺れてしまい、二週間ぶっ続けに通い詰め、危うく社会生活が崩壊しかけた経験がある。

とにかく、客層は白人駐在員及び、出張者が主だ。
この金が服を着て歩いているような男達を、タイ人娼婦が見逃すはずはなく、開店当初から高級娼婦が集まるようなってしまった。

最近、それに新たな集団が加わった。

日本人の女の子達だ!!

オレとは、DJと通して、ある仲良しグループみたいな女の子達と知り合いになった。
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【外道日記、十六歳の少女】外道紘さん

夕方六時頃に、友人の社長Mより電話があり、「おいヒロ!遊びにいかねえか?」との誘いがある。
誘いとはいえ、社長Mの口調はほとんど命令だ。

この人はバンコクで会社を興したベンチャービジネスマンで、言い方によっては青年実業家といえなくもないが、その実体は”新暴対法が出来たので仕方なく会社組織にした”というアグレッシブな会社の名目上の社長だ。

外見はわかりやすく言うと”他の商売考えられない大仏様”みたいな、ちょっと怖い人なのだ。

本人は頑なに、「違うよー、オレはただの零細企業経営者だよー!」と言い張っているが、その様子は殆ど、「手前共はただの商人でございます」と、大岡越前の前で申し開きをしている越後屋で、説得力が皆無だ。

名目上の社長と言ったのは、実際には他に金主的な経営者が居て、これも表向きは千葉の不動産屋で、何故か指が八本しかない、通称”タコ社長(誰も本人の前ではこう呼びはしないが・・・)”という益々怖い人だ。

社長Mとは、取引先の会社のパーティーで知り合ったのだが、オレは何故かこの手のヤクザっぽい人に好かれやすく、若い頃からイロイロ良い思いや、恐ろしい思いをさせて貰った。

今日も社長Mはオレと一緒に場末風俗ツアーに行きたいのだ。

税金払ってない金が沢山あるのだから、タニヤとかの高い店に連れていって貰いたいのだか、何故か社長は場末好みで、テメやフェラチオバーとかにばかり行きたがる。

社長にとってタニヤは仕事で行くところだそうだ・・・。

オレは気乗りしなかったので、「何処行くんですか?オレ金無いッスよー」と言うと。社長は「アタミの前にあるサオ・シップホクって店知ってるか?」と言った。
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【外道日記、中華街の絶叫マシーン】外道紘さん

暇があると遊び歩いていて、風呂屋や歓楽街に詳しいオレは、以前から日本から来る仕事上のお客・知人などを、風呂屋やタニヤ・パッポンなどの風俗街に案内したり、また後に彼等がお忍びでバンコクに来て、以前につくった愛人との通訳として付き合わされたりする事が多かった。

これも仕事の内だと割り切ってはいるが、ダミ声の50過ぎのオヤジから、「ヒロさん、この子に『今の嫁は愛していない、本当は君を愛しているけど、子供がおるから嫁とは別れられへん』ってゆうてくれませんか?」と脂ぎった顔を近づけて、通訳を頼まれるのは辛かった。

しかし、ほとんどの人がオレより年輩で、酒や風呂屋を奢ってくれるし、別れ際に財布から、数枚の万札を抜いて「これは気持だから…」と言い渡してくれるので、オレとしてはいい小遣い稼ぎになっていた。

しかし、最近になって、オレのエロサイトを見た人から、案内を依頼されることが多くなった。
オレは最初どうしようかと考えた。
以前と違って、見ず知らずの人を案内するのは、なんだか嫌だったのだ…。
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【外道日記、眠くなくなるビタミン剤】外道紘さん

それは、クリスマスイブの夜に始まった。
 
普段特定の彼女もつくらず、気ままに遊び回っているオレには、こういう特別な日を共に過ごしてくれる相手はいない…

メオも、ノックも、ケイも、エーも、ニンちゃんも、そして、ジェムちゃんさえも、全てスティディーな彼氏と一緒か、パトロンへの法外なプレゼント要求を兼ねた、きつい一発を決めているようだ。

オレは一人ぼっちだった…フッフッフ…つまらないぞ!

仕方がないので、友人宅でのホームパーティーに参加し、オレにしては珍しく健全に遊んできた。

誰もいない部屋に戻って、寝る前にメールチェックをしていると、一通のメールが来ていた。

「HPに入れませんよ!」と、そのメールには告げていた。
親切にも、オレのエロサイトを見た人が知らせてくれたようだ。

変だな…早速、調べてみると、なるほど、トップページの途中で切れている。
何が起こったのか分からないが、もう一度全部アップしてしまえばいいんだろ!と思い、その通りにしてみた。

念のため確認してみると、これが前と全く同じ。
途中で切れたままだ…どうしたのだろうか?
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【外道日記、裏切りのカウンター1,2,3】外道紘さん

夜10時頃、知り合いの駐在員M氏より電話があり、「ヒロちゃーん、遊びに行こうよー?」との誘いがある。

このオヤジが毎回オレを誘うのには訳がある。

バンコクの現地駐在員というのは、つまり、サラリーマンであり、日本で暮らすのと同じ様な世間体がある。

仕事上の取引がある相手や同僚とでは、あまり外道な店には行けないのだ。

何故か、タニヤのカラオケ屋や、風呂屋はOKなのだが、ゴーゴーバーは駄目!などのタブーがあり、仕事上の関係は何もない、オレのようなブラブラしているヤツを連れて遊びに行くのが一番気楽なのだろう…

それにしても、毎回ナナプラザばかりに付き合わされるのは飽きてしまった。
オレは「今日は雨が降ってるから行かない」と言うと、M氏は「車で迎えに行くからさー、ちょっと付き合ってよー」としつこい、何年もバンコクに住んでるくせに、そんなにゴーゴーバーに行きたいのか?

しかし、オレは、車で迎えに来てくれるという言葉に心を動かされ、ヤツと遊びに行くことにした。
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【外道日記、ビバ・パレスは遠かった】外道紘さん

約束通り、朝11時にヒロポン軍曹から電話が有り、ほどなくして軍曹がオレの部屋へ来た。

今日は前々からの懸案だった、"ビバ・パレス探索の旅"の日だったのだ。

オレ達は、まず飯でも食おうということになり、タニヤの"神田"へ向かった。

日曜日ということもあって、"神田"には日本人リーマンの姿はなく、オレ達の他には、ダサイ格好をした日本人オヤジが、黙々と不味そうに飯を食っていた。

ここで、ヒロポン軍曹は"カレーライス大盛り、辛さ20倍"を注文し、オレは普通のカレーライスを注文した。

すぐに運ばれてきたヒロポン軍曹の大盛りカレーライスを見て、オレは言葉を失った。

それは、オレの持っていたカレーライスの概念を、根底からぶち壊す代物で、洗面器のような大皿に山盛りになった飯と、タイのケツ洗い桶のようなドンブリに、なみなみと入ったカレールーの二部分に別れていた。

カレールーは20倍の辛さのせいか、黒色をしていた。

軍曹は、これを桶ごと持ちドボドボと飯の上にかけて、犬のように食い始めた。

やがて、運ばれてきたオレのカレーは普通の物だったので、安心しながらオレは"軍曹は自衛隊時代、満足に飯が食えなかったのだろうか?"と考えていた。

どちらかと言うと、痩せている軍曹は、時折凄まじい食欲を見せてオレを驚かす。

ヒロポン軍曹は、「風呂屋に行く前にスタミナつけなきゃ!」と言いながら、オレよりも早く食い終わり、「プハー、食った食った!今日は乳行くッスよー、乳!乳!!」などと言っている。

早くも乳フェチ丸出しだ。
オレと軍曹は神田を出て、スリウォン通りからタクシーを拾い、風呂屋へと向かった。
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【外道日記、出稼ぎファック】外道紘さん

久しぶりに、ヒロポン軍曹と遊びに出かけることになり、何処に行こうか?と話し合った結果、毎回ナナばかりではつまらないので、ソイ・カーボーイに行ってみることになった。

久しぶりに訪れたソイ・カーボーイは、土曜の夜だというのに、客より呼び込みの女の子の方が多く、閑散としていた。

オレ達は通りをブラブラ歩きながら、"どの店に入ろうかなー"と考えたが思いつかない…
つまり、どの店も客が入っておらず、つまらなそうなのだ!

ロング・ガンは、いつも行っていてワンパターンだし、何処か他の店にも入ってみたいのだが…

オレはヒロポン軍曹に、「カワイイ子がいる店ないか?」と訊ねた。

すると軍曹は「ヒロさん、無理っスよ!だいたい呼び込みの女からしてブスじゃないっスかー」と核心を突く事を言った。

そうなのだ、此処カーボーイに限らず、どの歓楽街でもバーの呼び込みの女の子には特にカワイイ子を配置し、それに釣られて、男達は店に入っていくものなのだ…

しかし、此処ソイ・カーボーイでは、その原則すら当てはまらないようだ。

仕方がないので、オレ達は"まだ一度も入ったことがない店に行こう"と、暗黒大陸に足を踏み込むリビングストンのような気持ちで決意した。

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