生け花・・・わけわかんない習慣だが、綺麗ではないかと聞かれたら、やはり綺麗だと感じている。

そもそも、花に関する見方が違うのかもしれない。

確かに綺麗だがどこか毒々しく、嘘つき、人を騙そうとしている、なんの役にも立たず、その上食えもしない、金だけは人一倍かかる・・・ネガティブ花鑑賞会。

悪徳の美を感じる。
だいたいあれは草のマンコだ。
それもバックリ開いてやがるし、ハチだったら誰にでもやらせまくり。

確実に金になるから。

ウーン花は悪い奴だ。
まあいい、ネガティブな意見ばかりを集めてみた。
言いたかったのは生け花だ。

あれはなにも花である必要はない。
花が一番使いやすい素材だと言うだけだ。

刺身の舟盛りとか、活け作りも生け花に通じるなにかがある。
食えるので良い。好きだ。食べられる美と言って良い。

他になにか生けられないか?
生けキノコ!
ウーンこれは生け花の対極、色もカタチもチンコみたいで、まさに男子系生け芸術だ。
食える。オレはキノコ嫌いだが。

キノコにはいろんな種類があり、色彩も豊富。
問題はカラフルな生けキノコを作ると、毒キノコばかりになってしまう点だ。

毒キノコはなぜかカラフルな原色で、なにか着飾った厚化粧淫売を思い起こす。
食えるキノコばかりで生け、キノコすると実に地味だ。

椎茸、エノキ、しめじ、松茸と言いたいところだが、予算制限上エリンギ。
ウーン・・・オレの頭の中には、ありありと生けキノコの情景が浮かぶ。

不気味だ。

暗い印象派の絵を想像してくれ。
だいたいあんな感じだ。

キノコを無造作に食うのではなく、生けキノコの大皿とカセットコンロをテーブルに並べ、今夜は家族でチンコ狩りだ!!・・・なにか食欲が湧かない。

女所帯でやってくれ。

煩悩の夕暮れ、2011年7月28日号


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