ほとんどのMPは午後1〜3時が開店だが、この時間に働きに来ている娘は、恋人や友だち、家族に昼間の仕事とウソをついて働いていたり、夕方からどこかで商いをしていたり、何もすることがないから昼真から時間つぶし(?)にやってたり、エージェントに搾取されるために強制的に開店時から閉店までしっかり働かされている娘などである。
MPで働いている娘が大学生とか自称することがよくあり、知り合った日本人は勝手に掘り出しものと喜んでいるが、こういう娘は実は小学校すら出ていないことが多く、MPで働くようになって金ができ、復学して学校に通っているにすぎない。

若い恋人が学校に行ったほうがいいとアドバイスするケースも多く、娘はせっせと通う。
商売女は堅気なことが苦手(本人が飽き性?)なので続けられないことが多いが。

週末にこの復学学級が開講される場合が多く、週末はMPを休んで大学に通っていると自称している娘は、概ねこの手の娘である。(学校に通うという口実を作って、他の若い男やパトロンに会う時間にしている娘もいる)

日本の風俗店で稀に本物の女子大学生がバイトで働いているのとワケがちがう。
このへん、勘違いしている御仁の何と多いことか。

復学学級のクラスでは、女子生徒全員が商売女というクラスもある。
講義をする講師、男子学生がこの女たちを放っておくはずがなく、講師が娘をナンパするケースも後を絶たず、娘も客以外の男に知り合う機会でもある。

また、最も客足の多い木曜、金曜などは稼ぎ時だから休まず、客は大半は所帯持ちだから週末は家族サービスに徹してMPには顔を出さない。

従って土・日はMP嬢の出勤率が最も低くなる。

遊びで忙しい、同棲中の男が休みということで仕事に行かない娘もいるが、逆に週末だけ働きに来ている娘というのもいて、普段は普通の会社でOLをやっている娘もいる。
上司がMPに遊びに来て会社にバレてしまい会社を辞めた娘がいたが、この娘、しっかりと才能(?)を売り込んで、その上司の愛人に納まったらしい。

デパートガールで上司の愛人をやっていたが部下の新人にその地位を奪われて捨てられ、それまでの贅沢な経済事情を維持できなくなり、やむなくMPに転職した娘もいた。

妙にプライドだけが高い女だったが、きっとどこかで新しい愛人にめぐり会って、今でも享楽的なミアノイ生活をエンジョイしていることだろう。

本物の学生というのも勿論いるが、年代でいえば、高校どころか中学生の年代の娘もいる。
学校に行っていない、または行けなくてブラブラしているのだ。

こういう娘たちが経済的必要に迫られたら何でもする。

特定の店や場所で働いていないというだけで様々な形態で男とのつきあいを求める=経済的援助を乞う娘も多い。

中には玄人より凄腕の素人もいて、仕事をしない代わりに貢いでくれる男が複数いる見かけはフツーの娘もザラにいる。

何もしてなくても優雅に学生生活を送れるのは、要するに、経済的に困窮していない家庭に生まれたタイではごく少数の裕福な娘であるか、日本ではおよそ考えられないが、学業を終えた後、親を介して二号になる約束を交わし、経済的援助を受けて学業に専念できる娘である。

この類の娘は意外と少なくない。学生時代に若い男とできてしまい、約束を反故にする娘なんかもいて、唾をつけても“味わい損ねる”タイ人オヤジもいる。
同情に耐えない。


MP嬢の裏事情、2009年1月24日


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