在タイ外道の中には「とにかく風呂が好き」という人も多い。

僕自身もその一人で、元々は風呂好きであるがため「外道の細道」の情報を細かくROMすると言う作業を毎日の日課にしていたわけである。

他の外道士族の方々の情報は本当に役に立ったし、かのマッケイガン師のように果敢なレポートを続けた先輩諸氏には本当に感謝すると共に頭の下がる思いである。

最近こそ、ちょっと素人女にハマって、金を無駄遣いしているためにあまり行かなくなったが、今でも心の底では、「風呂が一番楽しい」と思っている。

毎回違う女を選んで、どんなサービスをしてくれるかと胸ときめかす。
たまにハズレはあるものの、それにしたって1ナタリーから1.5ナタリー(Dr.フェラあり提唱の通貨単位「随筆 外道を生きる」参照)の金額でビールからチップまで賄える。

それでいて「当たり」を引けば、まっすぐ歩けなくなるくらいまで、楽しませてくれることだってある。

単価で考えれば、一番コストパフォーマンスがよいことは猿でも分かる常識だろうし、男である以上、たくさんの女とやりたいという欲望は誰でも持っているはずで、この欲望をもっとも満たしてくれるのがお風呂であることも疑いようのない事実である。
 
ところが、マッケイガン師のように、東奔西走して風呂を回るということは、意外に難しい。

なぜかというと、人それぞれ趣味があり好みがある。
その上、いい思いをしたところはまた通いたくなるし、悪い思い出が出来ると自然と足が遠のくのは、人として当たり前の行動形態だからである。

A gogo でもカラオケでもそうであるように、お気に入りができると、2度3度と指名するようになり、気心が知れてくればサービスも変わってくるなど、行動範囲を狭める要素は数多くあり、はっきり言って僕などは現在自分の足で通っている店は、この広いバンコクでたったの2軒しかない。

もちろん、かつては先輩諸氏の情報を元にラチャダー、ペッブリー、果てはトンブリまで足を伸ばしていたが、やはり自分好みのサービスをしてくれる店、好みの娘が多い店、コストパフォーマンスが満足行くレベルの店に偏りがちになっていった結果である。

お風呂の好みは十人十色。
僕の周りにいる外道達(旅行で来た友人知人含む)が話してくれた「好み」と「店」の関係をちょっと考察してみた。
  
【パターン1 美形にこだわる】 
いわゆる高級MPといわれるところ、色白の美人をそろえており、もちろんサービスもそこそこのレベル。
値段が高いことと、希にタカビー女に当たることが不安材料。

それだけの価値はあると納得する外道のみが通う店。
金持ち駐在員と旅行者に人気。

シャンゼリゼやポセイドンのモデルクラスがこれにあたるだろう。

曰く「超美人、スタイル抜群、キスNG、ゴムフェラ、1回戦終了後添い寝しながらテレビ鑑賞。終始恋人モードで大満足。」まぁ、添い寝がサービスに当たるかどうかは疑問の残るところですな。

【パターン2 マット洗いにこだわる】
日本のソープに通い慣れた人に多いタイプなのだろう、僕自身はあまり好きではないが、これがないと風呂に行った気がしないと言う外道も多い。
J1やナタリーが人気ですね。

若い娘イコールマット下手という確率が多いため、自然とベテランを指名する傾向に陥りがち。
曰く「マットの超絶手コキテクで1回目はあえなく発射。一休みしたあと2回戦に挑戦するが勃ちが悪く時間切れ。」なーにか騙されたような感じがしないでもない??
 
【パターン3 回数にこだわる】
2発は当たり前、体調が許せば時間内に3回出したいという外道御用達。
多分「客がお代わりを要求したら断ってはならない。」という決まりのあるらしいメリーなどがこれに当たる。

2回までは自動的にやらせてくれます。
3回目もほとんどの娘がイヤな顔はしません。
実証済み。

曰く「2回目が終わったところでシャワーを浴び、冗談で「もう一回」と言ったところ、本当に生尺で立たされて、めでたく3回目を終了。イクにはイキましたがほとんど何も出ませんでした。」

まぁ年をとるとなかなか難しくなりますが、4回やったという強者もいます。
でもこうなるとあまり自慢の種にはならないかな・・早漏って言われるから。

【パターン4 ロリ系にこだわる】
よくあるタイプ、今は無きコージー、そしてロリコンの牙城キャサリンなどがこれに当たるだろう。

とにかく若さ第一という傾向はタイ人の中にも結構ある。
その証拠にキャサリンなどは午後の早い時間からタイ人が一杯。
人気のある娘は予約しないとダメなことも多い。

曰く「終わってから本当の年を聞いたら1×歳、おまけに出身はビエンチャンだそうで、ちょっと背筋が寒くなった。」

いや、本当の話。
コージーは一応「子供部屋」を設けていたけど、キャサリンは平気な顔して金魚鉢に座っているからわからないだけ。

おまけにあの化粧だから、遠目には年齢不詳が多いんだけど、部屋に入って厚底脱ぐと140センチ台なんてこともざらで、タイ語らしき言葉を話すんだけどほとんど聞き取れない娘も多い。

警察の手入れが入ったという話はあまり聞かないので、けっこう地元の署とはいい関係が出来ているのだろう。

【パターン5 技にこだわる】
ビワの人間国宝さんほどではないにしろ、テクニックにこだわる人もこれまた少なくない。
ペッブリーのポンペットなどもこのタイプかな?

まず生フェラは当然、しかしただのフェラではいけないらしい。
横だの裏だの玉だのあちこちを舐め回し、果てはアナルまで行ってもらわないと、サービスしてもらった気にならない、と言う人もいる。

そして、合体してからもすごい技を繰り出すベテランもいる。
自由自在に締め付けられるなんて言うのは珍しくもなく、バナナを皮ごと切りそうな勢いのキンチャクや腰を動かさないまま内部だけをぜん動させて客をイカせてしまうなど、ちょっと眉唾めいた話も聞くことがある。

また、「アナル好き」の友人は、やはりこの辺の店を攻めるらしい。
「自分から入れてくれ」という女も過去に10人くらいいた。」そうである。
  
結局は女の娘個人の素質、能力、やる気、サービス精神に依存することなので、本当はどの店に行ったって当たりもハズレも必ずある。

しかし、やはり値段や女の子の教育というのは店によって違うわけで、この辺で店ごとの個性が出ていると言えるし、これがないとどこも同じになってしまって面白みがない。
 
何かもの凄ーく個性的なサービスをする店が新しく出現しないかなぁ、とこの頃考えることがある。

例えば、コスプレ風呂とか、SM部屋とか、LB専とか・・、無理かぁ。



外道図鑑、2003年8月28日