遠く離れたバンコクから見ていても、『なんかひどいな・・・みんな冷たい』と感じる。

東北の復興の遅さだ。

神戸の時は、目に見えて復興のスピードが上がるのを感じられた。
タイのTVで見ていてもだ(その時オレはすでにタイにいた)。

ところが、今回の津波ドッカンは、根こそぎやられたせいもあるのか、今のところゴミ片づけて平らにした、くらいしか感じない。

これもあくまでTV画面を通しての印象であり、実際は少し違うのかもしれないが、なにはともあれ神戸の時とは落差を感じる。

東北の海沿いなんか、"THE マイナージャパン" だからなのだろうか?
国のせいでもなく、また地元住民のせいでもないだろう。

オレが少し暗い気持ちになりながら感じているのは、国全体の力が、神戸の時よりガタ落ちに感じることだ。

無力感というか、どことなく諦めの雰囲気もある。
言うのが憚れるが、見捨てているようにも感じる。

ガンバレのかけ声だけでね。
原爆ドッカンの地元なんか、いまだ除染とかきれい事言っているが、どこまで本気で言ってるのか信用できないし、また・・・本当にそんなことが可能かどうかも信じられない。

砂利や腐葉土ですら放射線出てるんだぜ。

出来ませんって言ったら怒られそうだから言えないのだったら、怒らないから本当のことを言え。

そんな風に言いたくなる。

せっかく復興で活力というか、とりあえずカラ元気でも良いから、大声で本音が言える国に戻るんじゃないかと期待したのだが・・・。

いまだ国全体がオリンパス症候群の真っ最中のようだ。

これは不名誉なことだと思いませんか?


煩悩の夕暮れ、2012年1月27日号

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