聞かなければ良かったと思う、ゲンナリする話。

スワンナプームは海抜20センチだそうだ。

3メートルの堤防のわけは、今回の水害で最大水深2Mの場所は、海抜1メートルのところにあった。

1+2メートルで3メートル。
海抜20センチのスワンナプームに、3メートルの堤防築けば、合計3メートル20センチになり、ギリギリセーフ。

こんな、小学1年生の算数みたいな計算で算出されたのが、3メートル堤防だと言われている。

もちろん、これは巷で語られている噂、都市伝説のたぐいだ。
でもどうもね・・・博士大臣様が、毎日のようにTVで語ってる事も、これと似たり寄ったりレベルで、聞けば聞くほど不安になる頼りなさ。

これが、かえってパニックを助長した。
やることなすこと裏目に出た今回の水害が、やっと収束に向かっているときに、いち早く油断している政府はうっかり各地の標高を公表してしまった。

イヤー危なかった。実は海抜20センチなんですよ! ハッハッハッ。

こういう人達なんですよ。
タイの人達は。

同様に他の海抜20センチの地点も公表された。
スクンビット ソイ39 パクソイ。
あそこにはなんの堤防もありませんでしたね。

フッフッフ・・・・グワーッハッッハ!! 政府の馬鹿野郎、ワニに食われてしまえ!

P.S. 不安を煽るような話をしてしまったが、水が消えるときは、これまた急に消える。
そこら中の水田・水路に吸収されて終わるのだ。
それは実にあっけなく、道路面が露出したと思ったら、数日内に水は消える。

一日の減水量から逆算するなんて言うのはナンセンスだ。
考えてみれば田んぼはいつも冠水している。
今ある水がすべて消える必要はないのだ。

タイは浮き稲の国であり、雨期の度に氾濫していたのはそんなに昔のことではない。
過ぎ去った過去をあっさり忘れてしまうのは、なにも日本人だけの特技ではない。

そうでしょう? バブルを謳歌したオヤジの皆さん。


煩悩の夕暮れ、2011年11月14日号

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