ここ数ヶ月、ビワに通い詰めている私。

いつも、帰り道で見かける風呂屋が一軒あった。 
「ナンシー」である。

ビワは、ペッブリー通りのエカマイ交差点を、少し東へ行ったところのある、陸橋の北側に位置し、そしてナンシーはその陸橋の南側。

オープン当初から、数回覗きに行ったことはあるものの、未だに選べたためしがなかった。

なぜなら、金魚鉢の中には数人、サイドに少々といった品揃えなので、選べなかったのである。

今回もどうせだめだろうと思いつつ、久々にナンシーでコーヒーだけでも飲んでいこうか・・・とナンシーの駐車場にクルマを止めた。 

駐車場は建物の一階部分にあり、金魚鉢のあるロビーは、階段を上がった二階となっている。

何食わぬ顔をして、ロビーのソファーに腰をかけ、アイスコーヒーを注文しようとコンシアを呼ぶと、やってきたのはバンコクコージーにいたソムヨットであった。

「今、ここでマネージャーやってんだよ。今日の相手はオレに任せとけ!!」とのこと。

まぁ、彼はコージー時代に私の担当じゃなかったので、軽く任せておけるわけもなく、いつもどおり個人的主観で選ぶことにしたが・・・今回も女がいないのである。

しかし、初めての店であり、ソムヨットもいることだし、とりあえず真剣に品定めをすることになった。

金魚鉢の中には約5名、そして横のソファーに1名といったところであるが、やはりこの人数で選ぶのは難しい。

ちなみに金額は以下の通り。

ノーマル : 1,600bt./2Hr.
サイド : 1,900bt./2Hr.

こんなときは、フェチ的主観で選ぶのが私流である。
もちろん、私のフェチ的主観はガリガリペチャパイである。

金魚鉢を見回すと、顔はともかく、痩せ気味スタイルを、一人だけ発見することが出来たので、即決・・・ではあるが、一応、ソムヨットにも確認しておくことにした。

当然のことながら、「ボリカーン ディー」、「ニサイ ディー」とのこと。
聞いた私がバカだったと、少々反省しながらカネを払い、部屋へ向かった。

そして、部屋は・・・なぜかエビータと同じ作りである。
配色や細かい点は異なるものの、ベッドのシーツが小さくて、クッションの隅が少し反り返っているところまで同じである。

系列店なのか、パクリ店なのか・・・。

今回のお相手の子、入店1ヶ月目の126番ジックちゃん、身長165cm 45kg、ナコンラチャシマー出身の22歳、大学生とのこと。

確かに、制服を着させれば、どこにでもいる大学生といった顔立ちである。

服を脱がせてみると、案の定、痩せのペチャパイ・・・であるが、ペチャはペチャでも出産経験があるかのような萎れた貧乳であり、その上、乳首がデカい。

どうであれ、私好みの痩せのペチャパイであることには変わりないので、気にしないことにした。

こんなジックちゃんと、湯船に湯が溜まるまでの数分間、微妙な沈黙がありながらも、オッパイチェックなんかをしながら、おしゃべりをする私であったが、湯船の湯はなかなか溜まらない。

ここの湯船は、少々底が深いようである。

わずか数分間ではあったが、好みのペチャパイを見てしまった私は我慢できず、ソファーからベッドへ移り、本腰を入れて品定めを行うことにした。

この子、背が高く、細身で手足も長く、遠目で見るシルエットは最高であるが、素っ裸にしてみると、胸は萎れた貧乳、ケツも小さく形が悪い。

続いて得意のクンニで感度チェックであるが・・・軽イキは何回もするものの、なかなか本イキにまで達しない。

あの手、この手を駆使してみるものの、我慢しているのか、イカない子なのかはわからないが、とにかくイカないのである。

10分近くクンニを続けたころ、すでに湯船には熱~いお湯が溜まっていた。

少々飽き気味になってきた私ではあるが、適当な会話をしながら体を洗ってもらい、ベッドでさっきの続きをすることになったのだが、やはりクンニではイカない。

中の方がいいのかもしれないと、本番で勝負してみることにしたわけだが、この子は若いだけにとてもよい締り具合であり、2分で撃沈。 

結局、私だけイってしまったことが漢として不覚ではあるが、風呂屋とは「イかすところではなく、イクところである・・・」と納得しながら部屋を出た。

帰る前にちょっとトイレへ・・・。
ここのトイレでもオシボリ担当従業員が一人。

用を足している時に肩を揉まれたりするのが大嫌いなので、極力近寄られないよう、オーラを出しながら便器の前に立つようにしている。

今回もこのオーラのおかげか、近寄られずに済んで、ホッと気を緩めて手を洗っていると、ツカツカッと近寄ってきて肩を揉み始めた。

「あぁ~あ、やられちゃった」と思った瞬間、『ボキボキッ、グキッ、ウゲ~ッ!!』とカナリ激しい関節技マシンガンである。

トイレで耳の関節まで鳴らされたのは初めてである。

思わず、ポケットに入っていた20バーツ札4枚もあげてしまった。

店を出る間際にソムヨットが「どうだった?」と聞いてきたので、「トイレのマッサージが良かったよ」と言い店をあとにした。

新・お風呂屋黙示録、2006年7月1日

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