先日、タイ人の友人に連れられて、”ボタン”という風呂屋へ行った。

その時は場所を教えてもらい、雛壇を観ただけで帰ったのだが、彼らから聞いた料金800バーツというのが印象に残った。

今どき、1000を切る値段とは・・・確かに店の構えは汚いし、妙にわかりずらい所にある。

しかし、雛壇に並ぶ女の子達の中には、カワイイ子も少なく無かった。
その時からオレは、「必ずまた来よう」と、心に誓っていた。

そして、9月のある日、オレは再びボタンを訪れた。

今度は一人で、心の中は外道な気持ちが渦巻いていた。

入り口を入ると、いきなり雛壇がありその前には、いくつかのソファーが置かれていて、何人かの客がビールを飲んで女を眺めている。

オレの行った時間がもう10時近かったせいか、女の子は少なく、15人ほどがやる気なさそうに、雛壇に座っていた。

コンシアに相談して女を選んでいたのだが、あまり好みの女がいない!
仕方がないので消去法的に”あの女は身体がでかいから駄目”、”この女はババアだから駄目”とやっていくと、2~3人が許容範囲に入った。

その中の79番の子を指して、コンシアに「あの子は良い仕事をするか?年はいくつなのだ?」と質問すると、コンシアは、「歳は19!テクはオレが保証する!」とまで言い切ったので、オレはその言葉を信じて79番を指名した。
会計で800バーツを払い、雛壇から出てきた女の子と五階の部屋へ。

部屋に入ってから気付いたのだが、19歳にしては老けている。

「歳はいくつ?」と訊ねると、「27歳」という答え・・・。
コンシアに一杯食わされた。

しかし、その子は話好きで、なかなか性格の良い子だった。

彼女の名前はニンちゃん。
27歳でチェンライ出身。

前はチェンマイで働いていたが、バンコクに出てきて3ヶ月になると言う「バンコクは人と車が多くて嫌い!早く休みを取って田舎に帰りたいわ」だそうだ。

部屋は狭く、内装は中の下と言ったところか?・・・フロはオレのアパートにあるのと同じで、二人で入るには無理があるし、ベッドは備え付けで、片側の壁にへばりつくように置かれている。

まず、部屋に入ると、飲み物を注文し、タバコを吸う。

その間に、ニンちゃんは風呂にお湯を張っている。
風呂の用意が出来たようで、ニンちゃんはオレを風呂に誘う。

お湯は熱くて気持ちいい!!
だいたい何処の風呂屋でもあるようなサービスで、身体を洗ってくれる。

その後ベッドへ、フェアらの後ニンちゃんが上になって腰を降り始め、最後はバックでフィニッシュした。

あっというまに時間だ!
一時間半は少し短いな・・・サービスは中の下と言ったところか。

800バーツという料金だから仕方ないが、何となく物足りない。

終わってから、ニンちゃんが内輪の話をしてくれた、本当は、外人とか日本人とかが来たら800バーツは入浴料だけで、後から500バーツ貰うことになっているんだけど、貴方はタイ語が上手いからコンシアが気付かなかったんだと思うわ」だそうだ!

またしても二重価格だ。

こうしたダブルスタンダードは、タイ社会の至るところに見られ、あまり不当だとも思われていないようだ。

コンちゃんが言うには、「だって、タイ人はお金が無いから可哀想でしょ!」だそうだ。

800バーツなら、まあ納得出来るが、プラス500バーツの外人料金1300バーツなら、他の風呂屋に行く方が良いだろう。

オレはしばらくタイ人のフリをして、また来ようと心に誓った。



外道日記、2002年2月6日

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