人には得手不得手がある。
しみじみそれを感じさせられることがあった。
オレはくだらない文章を書くのには、苦痛を全く感じないが、人との上手いつき合い方、当たり障りのない言い回し、交渉事、営業みたいな事が大嫌いだ。

もっと本音を言えよハゲ!みたいなことを客に対しても感じてしまい、肩の張る人付き合いが出来ない。

世の中にはこうしたことが得意なヤツがいる。

ゴイケ なんかは天才的だが、その分人間の実みたいなモノが皆無で、こいつとの口約束は核物質なみの危険が伴う。

営業の天才達は、オレのような人間が欠落してしまった 部分を多分に持っている。

外道の営業が面倒になり外注にした。
つまり、広告代理店に任せたのだが、彼等はその天才達だった。

これでまた面倒な作業が一つ減った。
人生とは段々怠惰になる階段を昇り続けるかのようだ。

本当にどんどんダレていくのはどうかとも思うが、今オレはその実験中だ。

煩悩の夕暮れ、2005年2月1日号


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