(外道邦注、画像はカットいたしました。)

元々低血圧で、朝が苦手な私は、休みの日は大抵昼ちかくまで寝ている。
しかし、この日はYからの電話で起された。
「○○さん、奢りますから飯に行きましょう」
時計を見ると午前10時。
もう少し寝たい気分だが、せっかくのYの誘いを断るのも申し訳ない。
さっそく着替えて待ち合わせのコンドーのロビーに下りていく。

ロビーには休日のラフなファッションに身を包んだYがタバコを吹かしてソファーに座っていた。
普段は、ラルフローレンのスーツをさり気なく着こなす敏腕営業マンのYも、休日は迷彩色のズボンと黒に金刺繍の昇り竜をあしらったシャツを羽織り茶色のグラサンというバイオレンスなファッションで周囲を威嚇している。
元々、日本では相当のワルで名が通っていただけに、似合い過ぎているのが怖い。
Yは開店1時間前の焼肉屋に無理やり入ると、ビビリまくる店員を脅して朝から焼肉を注文。
牛タン、カルビ、ホルモンと次々に網に載せるY。
大ジョッキの生ビールが次々空になり、焼酎をボトルで入れる。
ある程度予想はしていたが、完全に宴会となった。

隣のテーブルでは、駐在日本人の家族が、4人でランチセットを食べている。
ラコステのゴルフシャツを着た40代前後のパパと品の良さそうなママ、小学高学年くらいの男の子と女の子の4人。
一方、こちらはお互い焼酎をロックでグビグビ煽りながら、Yの饒舌な会話に話が弾む。
「ラヨーンにある○○社の現地社長の○○さん。彼の趣味は乱交パーティーで誘われて行ったら12Pですよ」
「オレは第二工場の施工でゼネコン大手の○○建設を起用したら、接待に呼ばれてね、行ってみたらリバーシティーの船着場でクルーザー用意してるんだよ。風呂屋やタニヤからおねーちゃん10人くらい連れて来てて、出航したら全員全裸になって、アユタヤまで乱交接待うけたよ。全員フリチンで乾杯だもんね」
「そうそう、この間バンセンにあるロリコン置屋に行ったら、○5歳の美少女がいたんだけど、この間まで日本人が一週間借り切って、プーケットとクラビにハメハメ旅行してきたって。そいつの名前聞いてびっくり、○○人学校の○○先生。そういえば、この前○○先生に会った時、丁度プーケットとクラビに旅行に行っていたと言うから間違いねーな。他人の事言えんが、淫行だなこりゃ」
「IDカードはどうしたんすかね?」
「18歳のおねーちゃんのIDカードで飛行機乗ったって。俺もよくやる方法だけどね」

常人が聞いたら卒倒するような下品な会話だ。
いったい海外駐在のお父さん達は何しているのだろう。
隣の駐在家族は、当然私達の変態話が耳に入っている筈だが、Yの風貌に恐れをなして、一言も会話が無い。
特に、子供達には○○先生の会話で石のように固まった。
家族達は、黙々と石焼ビビンバセットを食べ、逃げるように店を出て行った。

「○○さん、2次会どこでしますか?」
焼酎が空になったところで、Yがきりだした。
約3時間ほど焼肉屋を占領したが、時間は未だ2時前。
こんな時間に開いているカラオケ屋やスナックなど無い。
いや、あった。
パタヤのソイ6なら、昼間から淫売がウヨウヨしている。
という事で、Yの車でパタヤまで河岸を変えることにした。
駐車場まで歩く途中、酒のせいで殆ど歩いている感覚が無い。
「これだけ飲むと、空を飛んでいるみたいで面白いですね」
「運転するお前が言うな、怖いだろう」
Y曰く、シンナー吸ってバイクに乗るよりも安全との事。
たしかに、Yの運転は確かで、泥酔のわりには途中1箇所ぶつけただけで、無事にパタヤのソイ6に辿り着いた。

車から出ると、夕方まで時間があるのに、猿顔の淫売がまとわりつく。
「じゃあ、その辺で飲みなおすか」
ふらっと入った店は、カマしかいないカマバーだった。
背の高いカマが両側に座り、ドスの聞いた声で囁いてくる。
「ユー、オーケーゴトゥーアップステア、アイテイクケア」
店内のロックミュージックの音にまじり、なまりの強い変な英語が聞き取れない。
「何言っているんすか、このカマ野郎達」
「店の上にヤリ部屋があるから、一緒に行こうと言っているな」
「さすが、○○さん。良いヒヤリングすね~」
カマ達も、Yは英語が分からないと思いこみ、
「日本人は全然英語がダメよね~」
と分からないと思ってタイ語で馬鹿にしている。
極道から足を洗ったYは単身某国に渡航し、英会話スクールで英語をマスターした後で現地の大学に入学し、卒業後も暫く現地の商社で働いていた。
はっきり言って、Yの英語は殆どネイティブだ。

ともかく、ここは余興としてカマ2人のファックを見物しながらビールでも飲もうという事になった。
我ながら何て下品な余興だ。

ショートタイムのペイバー代2人で600THB
ファック代2人で1,500THBで成立。
店の奥の階段を上ってヤリ部屋に。
早速全裸になる2人のカマ。
二人ともチンポは付いており、一人はシリコンで胸はあるが、もう一人はペチャパイ。
実は、カマ同士のファックというのは実に面白い。
そもそも、カマを連れ出す客はカマ好きの変態である。
こいつらは、カマの尻にチンポを入れて快感に浸るのを至高の喜びとしている。
然しながら、これを余興として見ると少し様子が異なる。
ビール片手に、カマ同士でしゃぶらせたりするのを見ると息ができないほど爆笑してしまう。
こっちが爆笑すると、真面目にファックをしようとするカマの立場が無くなり、完全に見世物になってしまう。
カマが「オー、イエス、オー、カム」なんて言いながらポコチンフリフリしていると、爆笑するしかないのだが、これではカマの立場が無い。

そうなると、カマのチンポも萎みがちになり、相手のカマの尻に入らなかったりする。
そこで、外野から「しっかりしろ!」とか「金払わないぞ」とか野次ると、益々萎縮して面白い。
このカマ虐めが面白くて、最近のマイブームとなっている。
さて、ベットの上で互いの胸を舐め合うカマ2人。
カマの行為の写真を撮るべく、私はカメラを構える。
しかし、ここで思わぬ光景を私は目にする事になる。
何と、隣のソファーに腰掛けていたYがズボンをおろして、カマの交わる姿を見ながらチンポをしごいているのだ。
しかも、ギンギンにそそり立っている。
「おい、何しているんだY」
「せっかくだから、楽しみましょうよ」
チンポの付いたカマを見て勃起するとは、Yは正真正銘の変態だ。

勃起した一物に興奮したカマ2人が、Yのチンポにしゃぶりつく。
何てこった。
Wフェラ攻撃で昇天寸前のY。
極悪顔のYも、このときは初孫を見るおじいちゃんのような目で恍惚としている。
「さすが、やっぱりカマのフェラはたまんないっすね。○○さんもどうぞ。こっちのカマの方が上手いですよ」
「いや~結構。遠慮しておくよ」
「何言ってるんですか?ここまできて」
Yはやや怒気のこもった声で不満をもらす。
黒に金刺繍の昇り竜をあしらったシャツを脱いで全裸になっても、基本的にYはすごく怖い。

しかしまさか、Yがカマ好きとは知らなかった。
こんな所に連れてくるんじゃ無かった。
東京発中央快速大月行きに乗り、中野で降りる筈がそのまま寝過ごして深夜の大月に下ろされた時以来の大後悔だ。

仕方ない、私も脱ぐか…
結局、チンポのついた野郎4人が、全裸になった。
藤壺のように萎んだ私のチンポは、カマ2人によるご奉仕Wフェラでもなかなか大きくならない。
Yは私のチンポをしゃぶるカマの尻穴にアナルボールを挿れて、入れポン出しポンして遊んでいる。
ボールが肛門から出入りするたびに、カマの喘ぎ声も大きくなる。
我慢できないカマは、椅子に座ったYのチンポに自分の肛門に標準を合わせて後ろ向きに座る。
カマはゆっくりと自分で尻を動かしながら、私のチンポをしゃぶる。
それをカメラで撮影するもう一人のカマ。
カマには悪いが、いくらしゃぶられても、私にはカマ相手にYのような勃起は不可能だ。
さすがに、カマも、私にその気が無い事を悟ったらしく、別の手法に戦法を変更した。
私を女装させたいらしい。
完全に倒錯の世界である。


まあ、そのくらいならかまわないので、カマがクローゼットから出したガードルやブラジャー、シュミーズを着けてみる。
悪くは無い。
女装した私も加わり、部屋は地獄絵図となった。
しかし、私にとって本当の地獄はこれからだった。

通常、店の客はカマの尻に挿れて遊ぶのが常だが、いくらしゃぶられても反応しない私は、Yと2人のカマに押さえつけられ調教される事になった。
「いや、私はそういう趣味は無いので…」
「○○さん!此処まで来てこんなのありっすか?え~っ?冗談じゃないっすよ。今度一緒に4Pやりましょうよと誘ったときに、OKと言ったじゃないですか?」
一応、敬語は使っているが、元極道のYは明らかにご不満の様子。
眉間に「怒マーク」が浮き出てる。
因みにYは空手の黒帯だ。

いや、それはチンポ2本にマンコ2個、2+2=4Pという認識で、チンポ4本の4Pのつもりじゃなかったんですよ
フィギアの真央ちゃんやAKB48高橋みなみちゃんみたいな美少女との4Pをイメージしていたのが、これでは山本スーザンよりひどい!


理想の相手 真央ちゃん(左)とみなみちゃん(右) ロリータ天使達 

現実の相手 パタヤ地獄の死神達


やります!やればいいんでしょ。
下ろすよパンツぐらい。

再び全裸にされた私は、ベットの上に押さえつけられる。
両脚を開かされると、尻の穴に冷たい液体の感触がした。
すると、尻の穴を念入りに揉み解す感触が。


右側には、壁に大きな鏡が張られており、見ると私の両脚に乗ったカマが指で私の尻の穴に指を入れている。
うんこを捻り出すのとは異なる感触に全身に鳥肌が立つ。
ゴロンと何かが腸に入った感触がした。
すぐに腸の中で何かが振動する。
ブーンとするその音と振動で、それがローターと分かるまで気が付かなかった。
「やめろ、やめてくれ」
必死に叫ぶ私の口に、カマのパンティーが入れられた。
「○○さん、最高っす。マジで最高!うおーうおー」
横ではYがカメラを片手でホールドしながら、もう一人のカマを後体位で挿しながら吼えている。

ウンコを捻り出すような感覚で括約筋に力を入れると、ローターがボロッと抜け落ちる。
安堵するのもつかの間、すぐに、カマが何かを押し付けてきた。
これまでとは異なる物体がメリメリと直腸に入ってくる。
それが何か朦朧とした意識の中で思考を巡らせると、明確になりつつある答えを、もう一人の自分が必死にそれを否定する。
なんだこれは?
ジェルの効果で、括約筋は緩くなり、入り口の裂けるような痛みはあまり感じなくなってきたが、やはり痛いものは痛い。
しかし、下腹の中で蠢く違和感は、吐き気となり胃にせり上がってくる。
ベッドの横の鏡を見る。
うぉぉぉぉぉおおおおおおおお
ありえない光景が鏡に映っている。


いてててて痛て~ 指入れるな Y撮影

拡張した私のアナル 痛いんですけど Y撮影

バージン喪失の瞬間 (……号泣) Y撮影


後体位で私の尻をバックから突くカマ
絶対夢だ。悪夢だ。ありえない。頬をつねってみれば、痛みで夢から覚めるはずだ。
痛っ いたい そうなのだ、頬をつねる必要も無く、尻が十分に痛いのだ。
涙が頬を伝う。
痛いからではない。
懺悔の気持ちで心から涙が溢れてきたのだ。
アナルセックスがこんなに痛かったとは…。
おまんこよりもアナルの方が締りが良くて気持ちが良い。
それだけの理由で、私は100人以上の少女のアナルを賞味してきた。

ポイペットの置屋のムイちゃんごめん。
サバイディー浴室の103番ごめん。
シラチャの置屋のロットちゃんごめん。
レムチャバンのオイちゃんごめん。
タニヤのコサムイちゃんごめん。
カーボーイのドゥアンチャイちゃんごめん。
アサムプション高校のなっちゃんごめん。
ブラパ大学のポンちゃんごめん。
カラオケ妖精の24番ごめん。
ホアヒンのゲーちゃんごめん。
それから、スワイパーでお世話になったニャムニャムグッドの皆さん。
まとめて悪いが、1-3ドルのチップでアナルを弄くってごめんなさい。
ついでに、マニラの女子高生のミハエルちゃん「アイムベーリーソーリー」
チェコのプラハ大学2年生のアンジェラちゃん。「エストゥーナミアライト」
それから、ピーピー島で尻会ったフランス人女子大生のマリアちゃん、「ジュヴドゥマンドゥパルドン」
メキシコや南米で知り合ったセニョリータの皆さん、「ロシェントムーチョ!」

アナルがこんなに痛いとは知らなかったよ~。(泣)

「○○さん、まだ痛いっすか?俺いきそうです」
隣で後体位でカマの尻を掴みながらYが呻いた。
同じタイミングで、私の尻に乗ったカマが「オ~イオ~イ」と叫ぶ。
カマも女もタイ人は逝くときの声は「オ~イオ~イ」らしい。
腸の中でビクビクと何かが動き、続いてぬるっと異物が肛門から落ちる感覚がした。
おそるおそる指で肛門を触るが、裂けた様子が無く安心した。

さて、悪夢の時間が終わり、ティッシュで尻をぬぐい、パンツを履いて部屋を出ようとすると、カマが擦り寄ってきた。
「ダーリン、良かったわよ、また来てね」
誰が2度と来るかカマ野郎!

と、心の中心で叫ぶ。
「ねーダーリン。あと500THBチップを頂戴?とっても楽しんだでしょう」
勝手に人さまのカマを掘って、チップだと?訴えるぞこの野郎。
大体カマのくせに、チンポつけてんじゃねーよ。このカマ。
チンポ取ってから言いやがれ!
沸騰寸前の感情を抑えて、できるだけ顔に出さないようにする。
「約束とおり1,500THB払っただろう」
「いや~ん、ダーリン。あと500THB払ってくれれば、一人1,000THBだから丁度良いでしょ?」
何だ、そりゃ。
「○○さん、こいつら目がマジですよ。500THBくらい払いましょうよ」
「Y、元極道で空手の黒帯なんだから、ぶっ飛ばしてよ」
「刺されたら、シャレじゃすまないですよ。500THBでまるくおさまるんだから」
くやしいが、たしかにYの言う通りかもしれない。

「○○社タイ現地法人役員がオカマと性交渉の後で金銭トラブルで揉め、ナイフで刺され重症」

バンコク週報の3面記事を華々しく飾るのは間違い無い。
たしかに、数日前には、ホモのインド人が、オカマの男娼と金銭トラブルで揉めて、仲間のオカマと一緒にボコボコに殴られて死んだ。
オカマ恐るべし。
泣く泣く500THBを財布から出す。

この日、私は玉砕した。


煩悩の夕暮れ、2010年11月17日号


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