なっちゃんからお手紙が来た。
日本のなっちゃん、ナナミちゃんだ。
なっちゃんとオレは、歴史に名高い『パンティーの誓い(大きくなったらパンティー売ってもらえるという誓い)』を交わした仲だ。

最早他人ではない。

なっちゃ んはまだ小さいので、文字は書けない。
ママのガンマンコオユカの手紙が添えられたお絵かき帳だった。

ひどい家庭環境にもめげず、健やかに育っているようで、オジ サンは涙なしには読めなかった。

どうもオレが可愛がるなっちゃん(面倒なので子供はすべてなっちゃんにしている・・・いちいち名前覚えられない)は、家庭環 境、境遇がひどすぎる。

すでに、いなくなってしまった初代なっちゃんはママ不死鳥だし、タッキーのなっちゃんは死にぞこなったな・・・オヤジがだが。ママも かなりひどい。

日本のなっちゃんは、ママがガンでパパは執行猶予の筋彫り身障者。

これだけのハンディを背負って産まれてしまったからには、将来、渋谷に行ってパ ンティーを売るなという方が無理がある。

売りなさい・・・ガンガン売りなさい。

オジサンは認めます。
なっちゃんが悪いんじゃない。
環境が悪魔だ。

まったく 人のことは言えないが、オレの周囲の家庭かなりなモンだぞ。
ママ淫売、パパ懲役なんて当たり前だ。

一人くらい、いないものだらろか?
TVドラマに出てくるよ うな上流階級の師弟が・・・・・。

まあ、考えてみれば、オレがそうじゃないんだから当たり前か。
何ともやりきれない。

親の罪が子に祟っている 気がする。
あー、貧乏がいけないんだ。

なっちゃんの将来が心底心配だ。
早くバンコクに来なさい。

日本にいて、周囲の影響を受けるとぐれてしまう。
ママのオユカ へ・・・日本に住んでいるくせに、貧乏人のオレに金の無心とは何事か!

そんなことで母親が務まると思うか!

自覚がたらん!
福島の米送れ。

煩悩の夕暮れ、2009年11月30日号


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