すまなかった・・・オレは勘違いしていた。

タイ人の冬萌えについてだ。

乾期や北東北タイに滞在したことのある人は目にしたこともあると思う。
タイ人の異常なまでの寒がりように。

ダウンジャケット・セーター・マフラーは当たり前。
中にはスキーウェアを着てる奴までいてオレは心底、無い物ねだりとタイ人の見栄が作り出した病んだ現実だ、と思っていた。

なぜなら同時期にオレはシャツ一枚で余裕なのだから。

いくら夜中や朝方冷え込むと言っても、昼はジリジリする暑さだし、大袈裟なんだよ、たき火しやがって馬鹿タイ人。
そう思ってました。

ところが・・・・・報道によりますと



タイ、16度未満で災害指定 毛布30万枚支給タイ政府は15日の閣議で、各地の気温低下に関する報告を受けた。

それによると、最低気温が15・9度以下で災害地域に指定された地区がある県は北部、東北部を中心に34県で、政府が住民に毛布30万枚などを支給した。

タイ国営通信社によると、東北部のカラシン県では同日までに5人が低体温症で死亡した。

14日の最高気温と最低気温は北部チェンマイ市が30・4度、15・8度、南部プー ケット島が32・3度、23・4度、バンコクが34・1度、24・8度。

タイ政府の基準では最低気温8—15・9度が「寒い」、8度未満が「非常に寒い」 と分類される。



災害指定ですよ・・・。低体温症で死亡ですよ・・・。
まあ、死んでまでいるので、馬鹿言うな、と突っ込めないが、16度未満で災害か?

それなら日本は年の半分以上、被災する生存環境の過酷な土地だ。

どうもお上が決めた規定なのでギャクや流行ではなさそうだ。
しかし・・・納得がいかない。

近いうちにカラシンに行って死ぬかどうか試してみたい。

煩悩の夕暮れ、2010年1月8日号

外道の細道、2010年1月10日


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