オレの悪い癖として言葉そのものにこだわり過ぎる点がある。
インカ皇帝マンコカパックなどがそのいい例だ。言葉が違えば当然意味がちがう。しかし耳は聞きなれた言語で解釈してしまう。
リーマン・ブラザース破産・・・証券会社だそうだが、オレには縁遠いので知らない。
一般に自営業者、職人などの間では給与所得者のことを蔑んでリーマンと呼ぶ。自力で食っていけない雇われ人、みたいな意味があるが、その一方、リスクもなしにボーナス貰いやがってゴクツブシ・・・みたいな羨望もある。オレの立場としてこの言葉は当然前者、雇われ人だ。
ウーン・・・リーマンの兄弟が破産しただと・・・サラ金かな?みたいに寝ぼけて聞いていたが、考えてみればただの雇われ人が破産したくらいでニュースになるわけは無い。結構大きな証券会社が潰れたそうです。
会社倒産の時にお国柄が出る。
日本で大きな企業が倒産したときには、やたらに一介の雇われ人が出てきて『明日から路頭に迷う。妻子をどうやって養えばいいのか・・・』みたいな気弱な発言しかしない。昨日までえらそうにふんぞり返っていたオヤジがいかに個人として力の無い存在であったか証明してしまっている。また、倒産に対する責任意識も無い。まあ、これはコインの両面なので当然かもしれない。
リーマン兄弟会社本社前のインタビューでは
『一個人としてここに来た、個人としてここを去る』と言っていたオヤジがいた。格好つけ過ぎな気もするが、日本では聞けなかった言葉だ。
リーマンですら日本よりアメリカのほうが個人として独立している。

外道の細道、2008年9月16日


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