小泉元首相が政界引退だそうだ。
巷では院政だのキングメーカーだのと下卑た憶測が飛び交い、実際その力も可能性もあっただろけど、そうしたゲズな憶測を一蹴するかのようにあっさり身を引いた。なかなか出来ないことだ。大きな成功と名誉を勝ち取った人でもその晩年に大ゴケして所謂、晩節を汚す、ことが多い。身の引きどころはそれだけ難しいということか。
この人独特のセンス、民意、風を読む力、選挙強さ、何をとっても凡人から超越したある種の性能を感じる。それが政治にとってプラスかどうかは別問題だが。日本人の持つある種の弱さに敏感だったのかもしれない。この能力は本人にとって幸せだったかすら疑問だが、それが卓越したものであった事は確かだ。
これから高齢化とかで晩節を汚すクソジジイが大発生しそうだ。ここでまた日本人の弱さがクローズアップされるかもしれない。みんなやってるから・・・・そうみんな晩節を汚してるんだからオレはまだ引退しないぞ!といつまでも権力を手放さないジジイが増えるかもしれない。
高齢化社会とは社会の主人公が老人になることでもある。若い意見は多数決の原理によって淘汰される、建前も民主主義だと抵抗は難しいだろう。しかしこれは本当に良いことなんでしょうかね?
オレはなんとなく危うい気がしている。

外道の細道、2008年9月27日


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