昨日の外道事件簿で初老の客を蹴り出したバスの女車掌のことをだした。まあ、これはこれでかなりとんでもないがタイ女ならやりかねない、とオレはどこか納得していた。でも、本当はみんなにもっと注目して読んで欲しい部分があった。
警察に呼び出されてしぶしぶ詫びるこの女に対して、この老人は 『老いたりとはいえ、私も男だ。謝罪した者は許す』と言い起訴しなかった。
な にが言いたいかわかるだろうか?これが今のギスギスした日本社会に一番かけている寛容さと道徳観の違いだとオレはいつも感じていた。彼は男として自意識を こういう形で持っている。つまらないことに大ゴネして慰謝料や保証金せしめるのが処世術だと嘯く小人の多さは日本が突出している。自らの醜さに気づけない ほど欲にまみれた汚い奴にタイに来て欲しくない。オレは時々こうした人物を見ると同国人として恥ずかしく感じる。おれ以外にもそう感じているタイ在住者は 多いのではないだろうか。なぜか日本にいる人はそうは感じられないようだ。

(外道邦注、当該、外道事件簿はこちらです。)
【外道事件簿 女車掌、初老の男性をバスから蹴落とし解雇】2008年10月19日(編集後記の記述等から推定)

外道の細道、2008年10月20日


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