ウンザリするだろうなー。大使館には邦人を保護する義務がある。不幸にも事故や事件に巻き込まれた日本人を助けてあげるのだが・・・・その多くは助けたくないような人たちだ。
--------------------------------
『助けてください、わたしは以前モサドに誘拐されて半分機械の身体にされたんですよ』
『・・・あのね、あなた。じゃあなんで機械の身体にされたってわかるんですか?』
『自覚症状を持たせてマインドコントロール下に置くのがモサドの手口です』
『なんであなたがモサド(イスラエル諜報機関)なんかに誘拐されたんですか?その理由は?』
『わたしは落合信彦の愛読者で彼らにとって利用価値があるからです。イランの核施設破壊を無意識下で命じられています。イランで捕まって宗教裁判にかけられるのは嫌だ!知ってますか公開処刑ですよ』
『・・・少しそこで休んでいきなさい』
--------------------------------
ここまで行ってお上の世話になるような大馬鹿以外にも数多くの馬鹿野郎をオレは知っている。
『天井裏に盗聴器が仕掛けられている』
『あのな、だれがお前なんかを盗聴するのだ』
『この下の飯屋の従業員はいつも夜中にカオパッカパオ1品だけをデリバリーさせる自分を逆恨みしているのです』
『飯屋の店員?そんな奴が盗聴なんか出来るわけないだろ』
『イヤイヤ、奴の彼氏は携帯屋勤務ですよ』
『・・・・・わかったから少し寝ろ』
--------------------------------
『助けてくれー 死んでしまうー』
手足をバタバタして暴れるので警備員が飛んできた。それでも暴れるので皆でボコボコにして大人しくさせた。少し落ち着いた後事情を聞く。
『心臓止まったのだ』
『・・・あのね、心臓止まったら普通死ぬんだよ』
『なに言ってんだ、自分の身体のことぐらい自分が一番わかっとる』
『じゃあ、あの大暴れでみんなにボコボコにされている時も心臓止まったままか?』
『皆に殴られたので心臓マッサージになって再び鼓動が始まった』
『だからなんでお前にそんな事がわかるのだ?』
『なに言ってんだ、自分の身体のことぐらい自分が一番わかっとる』
『・・・もういいよ、お前は』
--------------------------------
『変だなー自分には全然効きませんよ』
『そうか・・・なんでもいいがオレはもうヘロヘロだ。少し横になる』
オレはすっかり決まってしまい、グッタリした。奴がシャワーを浴びている音が聞こえる。オレはダウンだ。しばらくして奴がシャワーから出てきた。シャワールールに背を向けて横たわるオレには気配しかわからない。
『やっぱり自分効きませんよ』
わかったから寝ろ、といおうと思い寝返りを打て奴を見ると・・・・。奴は服を着たままシャワーを浴び、全身びしょびしょ。
『あのー寝る前に服脱いだほうがいいぞ』
『もう風呂浴びたのになんで服脱ぐんですか?』
『そのままでは風邪ひくし・・・』
『自分は元自衛官で身体丈夫です』
『そうか・・・でもいいから服着替えろ』
『まったく、わけわかんないなー』
--------------------------------
これらはすべてオレが見聞きし、そのうちいくつかは実際目の前で行われた。何だと思いますか?そう、すべては麻薬の効き目です。酒と同じですべての人がそうなるわけではない。でも、平常人からは考えがたい思考と行動をとることがあるのは事実です。そんな奴らもすべてここでは邦人なので警察署に一晩泊めるのではなく、大使館・領事部の仕事です。難しい高級官僚への試験を合格して晴れて外交官になっても普段の業務はこんな感じなんですよ。奴らに5月病はないのだろうか・・・。
ちなみに邦人事故処理件数(ほとんどはこういった馬鹿野郎の保護とインバイとの入籍と離婚に伴う殴り合い、自分で払ったくせに金取られたと主張するしょぼい親父たち、など)はタイがダントツで世界一です。

外道の細道、2008年10月24日


にほんブログ村 その他日記ブログ ダメ人間へ