バンコクの空港占拠事件は、新たなテロの手法といえるのではないだろうか?

『脅迫的な手段を使って、自らの政治目的の主張・達成を目指す実力行動』
これが、テロの概念ではないだろうか?
テロは、一種の政治であることは確かだ。
しかし、爆弾破裂させたり、ハイジャックしたりすれば人死にが出て、どんな場合でも非難を受ける。

今回の空港占拠は、誰も死ななかった。
ただ大迷惑だった。

対立する政権に、大きな圧力をかけることに成功し、結局、政権は崩壊した。

目的は達成されたと言える。
それも誰も死なずスマートに・・・。

オレは事あるごとに、タイは嫌な感じで老成した、非常に大人な国だ、と言ってきた。

タイ人の普段の行動や、言動を見聞きする限り、馬鹿やキチガイには見えても、利口な大人には見えないので、この意味を理解できなかった人も多いと思う。

嫌な感じで老成した人・・・皆さんの身近にもいるはずです。
そう、オバサン(女)です。

それがお袋であったり、女房であったり、恋人・愛人であったり、人によってそれぞれだが、彼女たちがさまざまな手段(基本は非暴力不服従。大英帝国をもグッタリさせたガンジー主義だ)を使って主張を押し通している。

主張そのものの、道理善悪は関係ない。
自己の主張が通るか、どうかに重点を置いているので、彼女たちは強力だ。

大抵は、あまりのしつこさに嫌気が差し、こちら(男)が折れることで、一件落着となる。

対立した問題の本質は、全く解消されないが、彼女たちの目的はそんな事ではなく、あくまで(小さな宇宙の)交渉を有利に進めることだから、問題が根本的に解決されなくてもいい。

そのつど、また戦えばいいだけだ。

感情的なヒステリーに見えて、その実、大変政治的に大人な着地点を見つける。

それは、大抵オトコにとって、今一納得しがたい、理不尽なものであったりするが、その時にはもう疲れてしまっているので、大抵は『もうそれでいいや・・・ケッ!』となる。
誰でも一度は経験があるでしょう。全然納得していないのに了解してしまったことが。

お袋に対して・・・
女房に対して・・・
タイの国・人に対して・・・
女に対して・・・
タイ旅行時のさまざまなトラブルに対して・・・

『もういいよ、お前なんか!』
でも、争いに負けたのは自分(オトコ)です。
この世に正義も道理もありません。

ですからね・・・経験から学びましょう。
勝ち目はないんですよ・・・タイには。

嫌な部分で老成した、オバサン国家の住民タイ人にとって、日本人は御しやすいチョロイ相手だ。
ちょっと押せば、簡単に諦めるから。

むしろ、学ばなければならないのは、我々日本人(男性)かもしれない。

今回の大迷惑事件で、オレも大切なことを学んだ。
モノの道理や善悪ではなく、『違い』を直視しなければならない。

P.S.明日5日は、国王誕生日でお休みだ。
愛国者のオレも休む。

P.S.2 超個人的連載
うどん粉生体実験(禁煙実験)・・・4日目

今日から、朝夕二回食後の服用になった。
なんだか、自然に早起きしてしまう。

6時半に、大家に逆切れして買わせたオーブンで、ピザ温めて食った。
朝から重いぜ!

食後に薬飲んだ。
特に変わらず。

夕飯はヒロポン軍曹と、空港閉鎖解除祝い、新宿とんかつサボテンでヒレカツ定食。
薬服用。

いまだ、何の変化もなし。

外道の細道、2008年12月5日

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