前になぜ高級官僚は天下りするのか?と書いたことがある。読者からの返信で天下りしない希有な人もいることを知った。しかし、それはどうも例外中の例外、よっぽど珍しいのか注目を集めたようだ。
しかし今だ謎は解けない。オレの疑問は天下り=定年後の再就職 なら、定年まで勤め上げた高級官僚の退職金はそんなに低いのか?65から年金も出るし、官僚だろうとゴミ収集のクズ役人だろうと公務員は公務員なので恩給も出るはずだ。ちがうのか?だとしたら、定年から5年くらい退職金や貯金で食えるだろうし、恩給(これも結構不思議な制度だ)もある、年金もらえる年齢になれば恩給+年金で結構余裕で暮らせるんじゃないだろうか。なんでそんなに働きたがるのだ?もはや習い癖になって仕事ランナーズハイなのかもしれない。
それにしても、働かないと何していいかわからない、ではずいぶん情けない発想の貧困だし、そんな奴らばかりが国の舵取りをしてると思うと少し寒い。道理で日本は気分の寒い国だと思った。
また彼らは大きな事を見落としている。年寄りは残された時間が少ないのだ。そしてどんなに金や名誉があっても時間は買えない。どうもずいぶん激務でストレス多そうだし。仕事づめで出来なかった本当の人生を取り戻そう、とは思わないのだろうか?
ウーン・・・やんごとなき方々のお考えは外道者にはわからない。
渡りなんていう制度がずっと問題なく続いてきた事自体不思議だし、誰も文句いわなかったのはもっと不思議だ。ガキが考えても不公平だと思うだろう。
高級官僚に限らず公務員、それにぶら下がってる民間だかお上だかわからない団体職員のみなさん。気を付けなさい。ここに来て急にたたかれているのは皆が気づき始めている証拠だ。
『なんだよ!結局得するのは役人ばっかしじゃん』
そして本音は復讐したがっていることを
人は幸福な人を見ると不機嫌になり、不幸な人を見ると幸福になる。

外道の細道、2009年2月5日


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