粉ミルクは赤ちゃんのご飯なんだよ。赤ちゃんはミルクしか食べられないの。だからお前は食べちゃいけないんだよ。
こんな出だしで始まる童話というか泣き話があったような気がする。最後は大抵、幼い妹が熱病かなにかで夭折する事で泣き話は終わる。
だがオレは外道である。確か妹の粉ミルク、ネコババして全部舐めてしまい、お袋にボコボコにされた記憶がある。ずいぶん前のことなので味は忘れてしまったが、ほのかに甘くてうまかった記憶がある。先週なっちゃんがミルク飲んでるの見て再び味わいたくなった。
スーパーに買いに行く。2度流したが産ましたこと無いので値段知らなかった。高いんだよ!一番高いのでは1000Bもしやがんの。こりゃ流して正解だったな、と妙に納得した。値段は色々ある。ビタミン配合だの、カルシュウムたっぷりだのとおばさんの好きそうなキャッチをつけて売っている。牛乳じゃいけないのか?まあ、その方が高くつくかもしれない。
オレは一番安い240Bの缶をかった。これにはビタミンともカルシウムともさっぱり書いていない。すばらしい!ネコババミルクに最適だ。
さっそくうちに帰って試飲。
ウーン・・・不味い!もっと甘かった気がするんだが・・と思ってコーヒーに入れてみた。先ほどはさっぱり甘くなかったので砂糖も入れた。これが・・・なぜかすごく甘ったるいコーヒーになった。甘さ控えめシュガーを入れただけなのに『オレを殺す気か?』と思える糖尿コーヒーになった。不思議だ。ミロも試した。砂糖抜きでは飲めたモノではない代物だったが。少し砂糖を加えると劇甘。どういう成分でこうなるのだろうか?謎は残ったがまだ大量にあるのでクリープとして使うことにした。そう考えれば安い買い物だったかな。

PS;『生後二週間なのになんで自分のオッパイやらないのだ?』とメーなっちゃんに聞いた。
『マイミーノム(オッパイの出が悪い)』とのお答え。
『マイミーノム(オッパイ無い)・・・知ってる』と言うとお怒りだった。
『キーニャオノム(オッパイけち)ノムコンチョン(オッパイ貧乏)』と言い直したが逆効果だった。
ガキ産んだばかりだが、もとから無いオッパイはどうにもならないようだ。だが腹はガキ産んだのに引っ込まなかった。
世の中は納得のいかないことばかりだ

PS2:Hpの調子が悪いと思う。すまないオレが設定間違えてとんでもないことになっている。週末には完全復旧をめざす。

外道の細道、2009年5月16日


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