玄人顔をしていたので選んだ娘、バスタブに入って身体を洗い始めると、あたしのテクに男はみんな満足する、お客には店の外に呼び出されてつきあうことも多い、あんたも、いつでも電話してきていいわよと電話番号をくれた。
ただし、店の外で会いたいなら、チップは多めにくれなくちゃと釘まで刺してきた。
今晩も、知り合いのコンチアがお客を紹介してくれるので、仕事が終わったら会いに行くという。

その店での値段はB2500、ご本人の自信とは裏腹に大したことは何もなく、大声でよがり狂うだけで、大仰な演技にシラけた。

チップをやらずに部屋を出ようとしたら一言、「あんた、次に来るのは、一ヵ月後ね」と小ばかにしたようなセリフを吐いて、スタスタとワイもせずに消えていった。

こちらは苦笑しながらこの後に約束があったので、知り合いのコンチアの待つカフェーに出かけた。
そのコンチアにはいい娘がいるから紹介すると言われていたのだ。

馴染みのナクローン(歌手)に取り囲まれて酒を飲んでいると、しばらくしてコンチアが紹介したいと言っていた娘が店に到着した。
驚いたことに先ほどのMPでお相手した、あの自信過剰なバカ娘だった。娘も驚いていた。

コンチアには何も言わずに初めて知り合ったようなフリをして同席させ、馴染みのナクローンにマライ(チップの現金がついている花輪)をふんだんにやった。バカ娘、じっと眺めながら、次第に悔しそうな顔になっていく。

ナクローンは客と寝なくても、自分の値札以上の金額のチップをいとも簡単に貰える。

店であれだけ体を張ってたったのB2500しかならないところ、ここのナクローンはタダで酒にも飯にもありつけ、おまけに何もしなくても自分の稼ぎ以上の金が貰えるのを目の当たりにして、余程自尊心を傷つけられたのだろう。

半時間もしないうちに泣きべそをかきながら姿を消した。
コンチアが慌てて探しに行ったが、席に戻ってきた後に顛末を聞かせてやった。

以来、このコンチアも大したことがないことが分かり疎遠になったが、ご自分の程度をご存知ないとこういう目に遭う。

MP嬢にはこのように、客のレベルを読めない頭の悪い娘も多い。

MP嬢なんて、商売女の中では大した稼ぎでもなく、店に搾取される割合がかなり高く、実収入は低いほうなのではないか。

ルンピニ辺りでB500で買える娘は、年齢に関係なく商売女の中で最低ランクの収入だろうが、MPでB1400の娘は手取りで考えたらルンピニ娘とさして甲乙つけがたい収入しかないかもしれない。
この値段のMP嬢に少しチップを多めにやるから外で会わないかと交渉したら、案外、ホイホイついてくるだろう。

驚くほど金がある商売女も中にはいるが、そういう娘は仕事以外で金を手にできる娘であって、たぶん、パトロンも何人かいるかもしれない。
ある程度金を稼ぎながら、いつも金がない、金がないと言っている娘は、金が出ていく必然がある娘である。
(『金がない』は、商売女の口にする常套句でもあるが・・・)


続 MP嬢の裏事情、2009年4月30日

外道の細道、2009年4月22日


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