ある日、某MPで知り合って、何度か相手をしたことがあり、懇意になった娘から電話をもらった。
金でもせびられるかなと思い受けた。

「久しぶり、元気。まだ遊びに行ってる?今でも女がたくさんいるの?」と遠慮ない。

何の用事かと思ったら、実は、知り合いの娘がいて、客を探している、あなたつきあう気はないかという内容だった。
つきあうといっても愛人にしろというのではなく、つまり、寝ていくらくれというものだ。

MP嬢かと訊くと、ちがうという。

面倒くさいから、どこかMPで働かせてやればと提案したが、MPではなかなか働けないという。

事情をさらに詳しく聞くと、娘は金が一文もない、部屋を借りる金も、飯を食う金にも困っている、至急金が入用とのことだった。

おれは躊躇したが、一度会わないことには何とも言えないから、三人で飯を食おうということにした。約束の時間にかなり遅れて来た娘二人。

馴染みの娘は、相変わらず男を騙して金を貢がせているだけあって小奇麗な格好をしていたが、もう一人の娘は、部屋着に近い格好で、化粧もしていなく、年齢は驚くほど若かった。

その娘の希望通り、とあるMKスキで食べたくもないタイスキを大量に注文して、じっくり観察した。しゃべる内容、常識のなさ、食事の作法など、ほとんどまだ学校に通っている少女に近く、どうも性欲が沸くというよりも、保護者になってやったほうが似つかわしいと思えるような年齢だった。

MP嬢はこれで娘に客を紹介したことでいくら稼ぐのか訊かなかったが、どうも何か裏があるような気がして、その日はそのまま別れた。

娘は典型的な東南アジアのロリータといった感じだった。

外道の投稿の中でも、よく、ロリ娘などと書いている投稿を目にする。
が、普通の人間のペドフィリアに対する認識は甘く、普通の性癖嗜好を持つ男がロリ娘などと言っている娘を本物の小児性愛者が見たら怒り出すと思う。

かの有名なナボコフの小説「ロリータ」を読んだことがない奴も多く、ただ単に小柄で痩せていて、胸が小さく、可愛らしい女をそう呼んでいるにすぎない。

大いなる勘違いである。正真正銘のロリータ愛好者に言わせれば、男と娘の年の差が30年以上、娘は15歳を超えてはダメ、16歳などはもうすでにロリータとは呼べないというのが本道らしい。

ロリータ愛好者の中でも、さらに詳しく分類され、8歳以下の少女のみが性的対象だと言ってはばからない奴、12歳に限るという奴、初めて月経が訪れる前の時期の娘に限るという奴、反対に月経を過ぎて胸が膨らみ始める頃までという奴、様々である。そのMP嬢が紹介してくれた少女とヤルと、おれは完全に犯罪者になるわけで、娘が同意の上であっても、日本でもタイでも逮捕される覚悟が必要である。

が、おれの性欲にはそういった理性が入り込む余地はなかった。
情欲には勝てない。

娘が実際何歳かわからないが、誰も知らなければ、そういう機会を逸することのほうが惜しい気がした。

おれは同意した。

MP嬢に電話を入れて、彼女のアパートの部屋を借りて、その娘と会うことにした。

値段は、MP嬢の店の値札より高かったといっておこう。

その若年の娘、もう男を知っているということは珍しくなかったが、その経歴が特異だった。彼女の母親は、未成年で出産を経験したという。まだ40にも届かない年齢。

妊娠した相手のタイ人は例外に漏れず浮気者で、すぐに別れることになった。

母親はほどなくして白人の恋人ができたそうだが、この白人、タイには住んでいなく、年に何回か母親の方から彼のもとに通うことにしていた。

白人の男はこの女に娘がいることは知っているらしいが、母親は金に汚く、男が娘のためにと送金をしても全部自分の懐に入れ、一銭も渡さず、養育も放棄した。

母親は白人の恋人がタイに住んでいないことを幸いと若い男に入れあげ娘を追い出して、結局、娘はそこらへんの若いチンピラに手籠めに遭って処女を奪われ、母親から完全に捨てられ、友だちの家に泊まり歩いて毎日を凌ぎ、そうこうするうちにMP嬢と知り合ったらしい。

本当だったら何とも哀れな人生だが、娘は小学校すらまともに出ていなかった。

学校に通えたのは、最初の四年ちょっとだったそうな。
それからは毎日が暇で、男やクスリなど悪いことを知る機会もなく、ただただ飯を食って、母親が若い男とヤッているのを毎日眺めては暮らしていたという。

本当は何歳なのかと訊いたら、先月13歳になったばかりという。

完全な、正真正銘のロリータである。ロリ娘どころではない。おれは躊躇した。

性欲がなくなったわけではないが、怖くなった。

娘は、何でもあなたの言う通りにするという。
じゃないと、もう本当にお金がない・・・泣きそうな顔をするので、おれは可哀想になった。

ナボコフ先生に見習って、おれもロリータを抱いてみおうかと悪魔的に思って同意したが、やはり、できなかった。

金をやって、MP嬢に電話を入れていた。

「悪いけど、おれはできないな・・・でも、いったんは同意したから金はあげといたよ」と。

MP嬢がエージェントに転身したのは、それから間もなくのことだった。
この娘は現在、ラチャダーの隠れた名店で時たま働いている。

店で働くにはリスクが多すぎるからだそうだが、働いていない日はエージェントが擁護している正規で働いている娘に指令を出して、客に直接交渉をして売っているのだとか。

あと数年してまともな年齢になったら、あの娘、賞味してみようかと思っている。容姿はかなりの美少女系で、18、19歳あたりになったら、さぞ美形のMP嬢になるだろうと思う。


続 MP嬢の裏事情、2009年5月31日

外道の細道、2009年5月5日


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